母校との対戦!

2017年08月21日

札幌市立高等学校は、7校で毎年総合文化・体育大会が行われる。開催時期はお盆明けで、種目によっては予選リーグが行われ決勝戦では「全校応援」を行う高校もある。

新川高校女子バスケットボール部3年生は5月の高体連札幌予選をもって引退となり、現在は「受験生」として勉学主体の生活を送っているが、これは市立高の場合どこも同じようだ。従って各校とも1~2年生の新チームとなる。

私は新川高校3年生の前キャプテン山野麗選手のじん帯断裂からの復帰に手伝いをしたことから、森岡英生先生の依頼をうけ新川高校の「70歳の新人トレーナー」として活動をしている。

8月7日、美香保サマーリーグが行われたとき、私の母校旭丘高校の長谷川先生が旭丘高女子バスケットボール部員全員を私の前に集め「大先輩にごあいさつを」と粋な計らいをしてくれた。「私は5期生です」というと58~59期生の部員たちは「え~」と驚き、それは正に「生きた化石」を見るようだった!(笑い) 「私のときに全道制覇しました!」というと今度はびっくりした顔をしたが今の1~2年生は知った顔は一人もいなかった。

美香保サマーリーグは10分2セットの対戦だったが、新川高は旭丘高に歯が立たなかった。気がつけば私は猛烈に悔しさを感じていた。新川高のトレーナーとして怪我人や体調不良な選手のケアをしているが、戦略戦術には一切タッチしていない。私が尊敬する後輩・森岡英生監督を信頼しているからだ。

数日後、恒例の挨拶の時「市立大会で旭丘にまた負けるならば、トレーナーを辞めるぞ」と、本音半分・冗談半分で宣言した。よく「遠くの親戚より身近な他人」というが、本当だなと思った。もはや、身近な他人である新川高女子バスケ部員は「本当の孫」のような存在になっていたのだ。先日、国体北海道予選会で新川高部員は大会準備、オフィシャルを務めたが、その活動を見て私は「感服」した。オフィシャルとはスコアやファウルの確認・記録、さらにコートの清掃などだが新川高部員はそれらを完璧にこなし、最後は観客席のごみ拾いまで行った。前キャプテンの山野麗に報告したら「私たちも先輩から教えられてきました。しっかりやってくれているのですね」ととても喜んだ!

市立高大会、対旭丘戦は8月20日、旭丘高体育館で行われた。「勝敗はどうでもいい。戦う姿勢だけを見せてくれ」と送り出した。第1Q新川23-旭丘16、第2Q19-15、第3Q23-27、第4Q22-16、トータル87-74で新川高校は勝利した。試合終了後1年生で先発した鈴木が「脚が痛いんです」と言ってきた。脚をさすっただけで顔をしかめた。相手の膝がここに入ってしまって、、重症だったがこれで走っていたのか、、新チームが初めて経験する激戦だった。

8月25日、市立高校大会決勝戦は昨年の覇者強豪・啓北商業に挑戦する。その日は引退した3年生全員が応援に来る。保護者の方々も必死に応援するだろう。

母校愛は何も変わらないが、「激戦を戦ってくれたライバル」である母校に感謝しつつ、「20人の孫たち」のケアを続けようと思う。

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