東京五輪までに、フェアプレー観戦は息づくか?

2017年05月03日

たとえば、プロテニスやバレーボールのゲームで、サーブをしようとした選手が、ボールボーイやボールガールのボール渡しが「少し遅れた」とか「少し横にそれた」として、小突いたとしたら、永久失格と高額な違反マネーを支払うことになるだろう!

テニスの世界は成り立ちから「紳士・淑女のスポーツ」と認識されているし、バレーボールは「ネットスポーツ」だから基本的に体の接触の無いスポーツで暴力行為には特に厳しいからだ。

最近起きたサッカーのゲームでは、中学生のボールボーイのボール渡しが遅かったとして選手がボールボーイを小突くという事件が起きた。もちろん、この行為は「レッドカード・一発退場」だ!さらにはゲーム後、サポーターが別のボールボーイに液体をかけるという事態も起きた。液体がアルコールらしいという話があり、そこも調査の対象になっている。

液体をかけたサポーターは特定され無期限入場禁止だという。小突いた馬渡和彰選手もJリーグ規律委員会が2試合の出場停止処分だという。当該クラブのJ2徳島ヴォルティスも馬渡選手に5月5日までの謹慎と練習参加停止、罰金減給20%1か月の処分を行い、併せてシーズン中の社会貢献活動の実施を科した。またクラブの岸田社長も減給20%1か月となった。驚くほど「優しい」処分だ!!

救いは、対戦相手のジェフユナイテッド千葉が被害者のボールボーイにクラブ全員のサインが入ったユニフォームを直接プレゼントしてくれたことだ。

Jリーグ・サッカーは大変だろうなあと思う。埼玉ダービーと称される「浦和レッズ対大宮アルディージャ」戦は盛り上がりはすごいが、浦和サポーターの一部が「緩衝帯フェンスを蹴り、メッシュカバーをはがし」「ゲーム後の物の投げ込み」「不正入場」などがあり、大宮サポーターにも「不適切な横断幕」の掲出があったりしたという。

G大阪―C大阪戦では、サポーターによる「ナチス酷似旗掲出」により、G大阪山内社長が緊急会見を行い謝罪、当該サポーター60~70人は当面入場禁止だという。

Jリーグ機構、参加各クラブはサポーターとの一体化を含めて、「観戦フェアプレー」「フレンドシップマナー」の向上を図らなければこれらの問題は解決には向かわないだろう。

海外での全日本のゲームで応援のサポーターが「ごみを拾い」世界中が驚嘆したという「サポーターマナー」を錆びさせてはならない!!

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