スポーツは「争い」ではない!Jリーグは教育を!

2017年05月07日

5月3日の本欄では、サッカー選手が「ゲームを支えてくれるボールボーイ」に対して小突き、サポーターもボールボーイに液体をかけ処分されたことに対し、「東京五輪までに、フェアプレー観戦は息づくか?」と書いた。

翌日の4日、Jリーグ首位攻防戦の浦和―鹿島戦では浦和の森脇良太選手による「暴言」が、単純な暴言なのか人種差別を含む暴言なのかをめぐって、Jリーグ規律委員会が改めて両者を個別聴取し対応、処分を決めることになった。

森脇選手が言ったという「臭いんだよ、おまえ」という言葉は本人も認めているが、相手の鹿島小笠原満男選手によればその言葉の対象は自分ではなく自分のチームのレオ・シルバに対して言ったことだという。つまり、前から森脇選手はそういう発言をシルバに対してしていたのだと小笠原選手は証言したのだ。これに対し、森脇選手は注意してきた小笠原のつばが飛んだことに対し「臭いんだよ、おまえ」と言ったという。

Jリーグ規律委員会がどう判断するのかを見守りたいが、はっきりしていることはJリーグサッカーのゲーム中は「罵詈雑言」が飛び交っていることになる!!森脇選手31歳、小笠原選手38歳、つまり先輩後輩の関係もなく、「もめながら争っている」ことになる。

過去にW杯サッカーの勝敗で対戦国同士が本当に「戦争」をした歴史があるし、欧州サッカーではサポーター同士が暴徒化(フーリガン)し、紛争が起き死者をだすこともたびたび起こっている。

Jリーグはいま大変な危機を迎えている。規律委員会は各クラブに真に影響力を持っているのか、自問自答が必要だ!

スポーツが尊敬され、その未来が保障されるためには、フェアプレー・フレンドシップに基づいたファイティングスプリットというストーリーが必要で、それがあって初めて「フューチャーマインド」と言われる未来が確保されるのだ。

Jリーグ選手へのリーグ・クラブによる「コンプライアンス教育」を徹底しなければ、日本には根付かないことにもなる危険性がある。

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