日本柔道が危ない!実は柔道そのものが、、、!

2016年12月19日

国際柔道連盟(IJF )がルール改正を行いました。

「有効」を廃止。技の評価は「技あり」と「一本」のみ。

「合わせ技一本」は廃止。

男子の試合時間を5分から4分にし、女子と統一。

抑え込みの技ありを15秒から10秒に短縮。

指導4度での反則負けを3度に。

脚取りの即時反則負けを緩和し、1度目は指導、2度目で反則負け。 です。

要は、柔道が試合開始からパワー柔道になり、「攻撃柔道」になります。日本選手は苦戦することが多くなるでしょう。

ただそれ以上に実は柔道そのものがいま、大変な危機を迎えているのです。だからこの時期にルール改正を行わざるを得なかったのです。12年ロンドン五輪後のIOCによる各競技への評価では、テレビ放送時間、インターネットへのメディア露出、観客数などの分析の結果、柔道は下から3番目のCランクなのです。

つまり、試合時間5分間のうち4分30秒は組み手争いとか、リオ五輪男子100キロ超級の決勝戦、リネール対原沢戦のように5分間双方技が出ず、指導1-2でリネールの勝利など「まったく面白くない試合」が多すぎるというのがテレビ放映権を持つ巨大メディアからのクレームなのです。「これでは、視聴率が取れない。つまり、スポンサーがつかない」というのが巨大メディアの意見なのです。

私の父は柔道講道館4段でしたから、私自身柔道への愛着は人一倍あります。ですから、極論ですが五輪柔道もパラリンピックのように「組み合ってからの試合開始」を提案しているのです。そうしなければ、組み手争いを延々と見せられ「テレビ映りの悪い競技」とランク付けされるのです。その結果が「Cランク」なのです。

柔道の究極の改革は「組み合ってからの試合開始」しかありません。拙著、「もっとスポーツ北海道」をお持ちの方は最初のページをご覧ください。その時、提案した通りに現在の柔道ルール改正が動いていると証明できます。

実はレスリングもうかうかできません。後ろに回った(後ろを取った)だけでのポイントについては、現在賛否両論です。後ろにまわり、技に発展させてこそポイントという意見が強くなってきています。

柔道が、4分間逃げ回るか、4分になったから最初から超攻撃的なものになるか、見ものです。まずは見せてもらいましょう。

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