礼に始まり礼に終わる!奥原希望の戦いの美しさ!

2016年08月16日

リオ五輪の戦いも中盤を過ぎた。勝利した者、敗れた者、戦いは悲喜こもごもだ。五輪は、なんといっても4年に1回という「希少性」があるため、世界選手権大会やワールドカップとは「思い入れ」が桁外れに違う。

日本の戦いの精神といえば、武道でよく使われる言葉だが「礼に始まり礼に終わる」姿勢がある。私は、すべてのスポーツの中でこの精神が徹底しているのは「剣道」だと思っているが、柔道も本来はそうあってもらいたいと思っている。

今回のリオ五輪の柔道では、大野将平選手が金メダルという成績もあるが、その戦いの精神は「礼に始まり礼に終わる」姿勢が表れていた。

今や、五輪選手は競技内容だけではなく、競技直後のインタビューでも自分の戦いを報告する義務を負う。ここでその選手の「精神」や「性格」が如実に現れる。

ほとんどの選手が「支えてくれた支援者・家族への感謝」を口にするが、ある意味それは「マニュアル化」しているものかもしれない。選手団、監督、コーチからの「指導」がある場合もある。

ただ、「勝った勢い」「負けた悔しさ・ショック・腹いせ?」で、思わず自分の腹の内を表現してしまうケースもある。それがユーモアでくるまれたものなら笑えるが、放言的なものなら「えっ!日本代表が?」と驚かせることもある。

私の見解だが、今回のリオ五輪日本代表、いや現在の日本の全てのスポーツマンのなかで「礼に始まり礼に終わる」精神と姿勢を表現し続けて結果を出している選手は、バドミントン女子の奥原希望選手だと思っている。

コートに入るときには礼、出るときにも礼、コートに入るときには自分で自分に言い聞かせる言葉をつぶやき、そしてコートに入る。生まれは長野県大町市。生年月日は1995年3月13日だからまだ21歳の若い選手だ。

少学校2年時に父親、姉、兄の影響でバドミントンを始め、小・中・高と優勝を重ね、高校生の時に全日本選手権で優勝。しかし2013年には膝の半月板を損傷し手術も経験。2016年3月にはバドミントン界での最高位大会「全英オープン」で優勝。現在世界ランク3位。

注目する理由はもうひとつ。奥原希望選手と私がかって勤務したミズノが契約し、現在奥原選手は現在バドミントンラケット・シューズ・ウエアを使用契約し商品開発に協力しているのだ。(リオ五輪のウエアは選手団ユニフォームとしてヨネックス製)。ミズノをやめてもう28年もたつから今は何の関係もないが、在籍していたとき私はスキー・テニス・バドミントン・アウトドア・ニュースポーツを担当していた。バドミントンもラケット・シューズの開発を担当したのだ。それだけに、五輪の舞台で使われているのを見るのはうれしい。

まずは、奥原希望選手の「立ち居振る舞い」を見て欲しい。国民がみな納得すると確信する。

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コメント

奥原選手のコートに入るときの礼、出るときにの礼、これを見るたびジーンとしてくる。

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