伊藤有希・銀メダル!勇気のしるし。

2015年02月21日

スェーデン・ファルンで行われているノルディックスキー世界選手権大会(世界スキー)女子ジャンプで、北海道下川町出身の伊藤有希選手(20・土屋ホーム)が銀メダルを獲得!

金メダルとは1・8ポイント差の「限りなく金に近い銀」に、語った言葉は「金メダルを取るための銀メダルです。次は金メダルを目指します」と、勇気のしるしを見せました。

2年前の世界スキーでは、実は金メダルを獲得しています。男女混合団体のメンバーとして日本は優勝。男子は竹内択、伊東大貴、女子は高梨沙羅、伊藤有希のメンバーでしたが、伊藤有希選手だけが泣きました。「私一人が足を引っ張った。少しも貢献できなかった」と。

もともとは、小学生時代に大倉山ラージヒルを飛んだ天才少女。世界デビューも中学生のときでしたが、身長が伸びた高校時代に中学生でデビューした高梨沙羅選手が台頭。それ以来、日本の二枚看板ではありますが高梨沙羅選手に常に先を越されてきた印象がありました。

本来の力に目覚めたのは、下川商高を卒業して土屋ホームに入社してからです。チームの監督兼選手で同郷の葛西紀明監督から指導を受けるようになってからのことです。

私は近い将来、伊藤有希の時代がくると予想していました。理由は、着地のテレマーク姿勢がとれること。飛型点での減点が極めて少ないのです。飛距離さえもう少し伸びれば、天下をとれると見ていました。きょう、伊藤有希選手は自らの手で、こんどは悔し涙を流さず、悔しい思いはしっかりと胸に秘めて世界の扉を開けました。

下川町は男子は岡部孝信・葛西紀明・伊東大貴など五輪、世界スキーのメダリストたちを生んでいますが、女子は初の個人メダリスト誕生です。

町長、おめでとうございます。男女混合団体の金メダルも持ち帰るかもしれません。そうなれば、よろこびの旗を揚げてやってください。

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コメント

伊藤竜治氏の「もっといい汗いい話」は最近から読ませていただいています。しかし今回は意見をやや異にします。先ず現在のW杯は単なるローカル杯ではないはずです。世界各国から一流の選手が参加して毎年19戦近くを各国の各スキー場を転戦しながら戦う世界カップの争奪戦です。ジャンプ競技は自然条件に非常に強く影響される競技でしょう。追い風、向い風、横風(風向)風力、降雪状況等がり当然各国のスキー場は形状も異なり出場選手は大変だと思います。W杯の他に二年に一度の世界選手権と四年に一度の五輪がありますが二年に一回の世界選手権はW杯と重複する場合があります。出場する選手のほとんども重複して出場しますので例えばW杯第14戦兼世界選手権としても全く問題ないはずです。そうすれば一発狙いの選手も減るでしょう。W杯は長期間に及ぶ非常に苛酷な戦いのトータルですから嫌でも真の実力が出てしまいます。競技は異なりますがプロ野球ならW杯がレギュラーシーズンで世界選手権はクライマックスシリーズです。レギュラーシーズンの上位者にはアドバンテージルール制が設けられています。この制度はスポーツ競技のより公平性を維持するために考案された制度と解釈できます。 勿論ベストとは申しません。 ジャンプ競技でも世界選手権時のW杯からのアドバンテージと似た制度を導入するのも一考です。それが無理なら世界選手権と五輪だけは女子でもラージヒルで戦うべきでしょう。現在はW杯の個人総合優勝も、通算勝利数の53勝も世界選手権で金を取れなければ何の価値もないようにの書かれています。大相撲でも評価はあくまでも本場所で、福祉大相撲の優勝者では横綱にはなれません。スポース精神からすれば当然なことです。郷土愛、郷土選手への思いやり愛情は決して否定しませんが全国レベル目線でみますと特定な選手への賞賛が強すぎるように感じました。スポーツは公平な心でみることが必要不可欠だと「もっといい汗いい話」を読んで痛感しました。

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