瀬棚線C11の追憶

2017年03月27日

こんにちは。3月23~24日、日本海沿いの漁業と農業の街、せたな町に行ってきました。同町主催の「瀬棚線廃止30年周年記念会」を拝見するためです。役場職員で鉄道ファンである河原泰平さんを中心に、スタッフの皆さんが手作りで設営しました。会場には元SL乗務員、車掌、駅長らの回顧談のほか、住民の通学時の思い出カードなど多彩な展示があり、見ごたえある内容です。ご縁があって、私も瀬棚線を走るC11の写真を展示させていただきました。4月1日が最終日です。

瀬棚線は函館本線国縫から西の日本海に向けて分岐したローカル線。全長48.4キロ、1932年に全線開業し、住民の足となったほか、木材や魚などを搬出。私が撮影に通った1970年前後は長万部機関区のC11形171、180、188の3両が交代で貨物を引いて、懸命に坂を上っていました。しかし、国鉄の民営化直前の1987年3月16日、惜しまれながら廃止されたのです。

帰りは河原さんのご案内で瀬棚線の遺構を見て歩きました。沿線は立派な道路が通り、線路跡はよほど気を付けなければ見えません。それでも、鉄橋やトンネル跡、背景の山の形などから、煙を吹き上げるC11の姿が幻のようによみがえってきました。懐かしいの一言でした。

当時のアルバムから1枚紹介します。1969年7月、花石付近での撮影です。瀬棚線.jpg

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