D51、二股川を渡る

2017年02月10日

 函館本線の長万部~小樽間は急勾配や急曲線が多くあり、「山線」と呼ばれています。長万部の隣の駅が二股で、1970年ごろは乗降客のほか、荷物を積んだ貨車が数両止まっていて、それなりに存在感がある駅でした。このあたり、二股川を渡る大きな鉄橋があり、絵になるので、C62重連の急行ニセコなどを撮るのに、よく通ったものです。

 急行の合間には、写真のようにD51が引く貨物や旅客列車がやって来ました。次の蕨岱から黒松内、熱郛、上目名(今は廃止)に向かって勾配がきつくなっていきます。文字通り、山線に入るのです。

 長万部~小樽間は単線で、列車交換は駅構内でしかできません。普通列車がもし遅れると、交換相手の急行に影響が及びます。だから、乗務員は「遅れてはならじ」と必死だったそうです。撮影日は1971年9月14日。翌15日は急行ニセコをC62がけん引する最後の日で、それを撮影するため、前日からうろうろしていたことを思い出します。14 D51.jpg

原田 伸一

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