古豪SL、雪中を行く

2016年09月22日

こんにちは。1970年代は北海道各地にまだ炭鉱鉄道が残っていました。主力は老体に鞭打って働くSLたちです。高校生もSLが引く客車で通学していました。

私は1970年11月22日、函館本線の美唄駅を訪れ、ここで接続する三菱美唄鉄道のSLを撮影しました。終点の常盤台まで約10㌔㍍ですが、急坂が多いため、旧国鉄の大型タンク機関車4110形(動輪5軸)などが現役で頑張っていたのです。美唄出発後、上り勾配となる地点で待っていると、まだ11月なのに大粒の雪が降ってきました。そこに、4122を先頭に2両の4110形が引く客車・貨車混合列車が懸命に坂を上ってきました。2両が吐き出す煙のすごかったこと。12回.jpg雪化粧の中での力強い走りは感動的でした。

北海道の炭鉱はすでに斜陽産業となっていました。炭鉱の消滅とともに、これらSLもスクラップの運命をたどったのです。

原田 伸一

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