C62重連ニセコ1号

2016年08月06日

11回.jpg暑いですね。そこで真冬の写真を1枚。札幌から行くと、函館本線長万部駅の一つ手前、二股駅で停車し、発車を待つ札幌発函館行き急行ニセコ1号です。機関車はC62 2と16で、小樽から雪深い峠をいくつも越えて二股駅に到着。ここで下り急行宗谷と行き違い交換のため、一休みして重連の最終地、長万部に向かいます。ここまで来ると、あと一息なのですが、黒煙を吹き上げて走り出す直前のC62重連にはただならぬ緊張感が漂っています。

発車後、10分足らずで長万部に到着。そこで先頭のC62 2は解放され、16が1両でニセコ1号をけん引し、函館に向かいます。2はこのあと、夕方まで長万部機関区で待機し、札幌行き下りニセコ3号を迎え、再び重連の先頭機となって小樽に戻ります。当時は毎日、こんなSLドラマが展開されていました。

C62重連の急行ニセコは1971年9月15日を最後に最新鋭のディーゼル機関車DD51にバトンタッチし、栄光の座を降りることになります。C62 2は1とともに京都鉄道博物館に、3はJR北海道苗穂工場に保存されています。その巨大さには今でも圧倒されます。ぜひご覧ください。写真は1971年1月5日の撮影です。

原田 伸一

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