出番待つD51 465

2015年07月31日

 暑いですね。それで、というわけではないですが、2回目は真冬の写真にしました。1972年1月ですから、北海道のSLも残り少なくなった時期です。検査期間が切れたものから順に廃車=スクラップにされました。それでも、まだまだ貨物列車はSLが主役。札幌駅隣の苗穂駅に隣接していた苗穂機関区もその一翼を担っていました。

 雪が降る中、苗穂機関区で撮影を許され、近寄ってカメラを構えました。デゴイチことD51形の465号たちが煙を上げています。前部に雪よけを付け、峠目指していざ出陣といったところでしょうか。冬は煙や蒸気が上がりやすく、空を焦がすような迫力ある写真が撮りやすかったのです。

 このD51 465は沿線で撮影していると、出会う機会が多く、親しみを感じる機関車でした。私のネガにはかなりの枚数が写っています。当時は小樽築港機関区に所属。その後、追分機関区に転地になり、最後に残ったSLの1両として保存展示される予定でした。ところが同機関区で火災が発生し、焼けてしまったのです。残念でなりません。SLを追いかけていると、あちこちの機関区を転属(転勤?)したり、思わぬ事故で修繕(外科手術?)されたり、どこか人の運命に似ていると、思ってしまいます。

原田 伸一ブログ用D51465=1972年1月苗穂機関区.jpg

 

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