黒き背びれ
2009年04月18日
事務所から窓を眺めていると、アザラシがぽっこりと顔を出していた。ずいぶんとひさしぶりのお客さんだなどと思って双眼鏡を覗いていると2、3頭のアザラシがいて、そのうち1頭はずいぶんと岸近くにいた。と、そのとき、沖合いに鯨類独特の潮があがり、黒い背びれが海中から飛び出した。3、4頭のシャチの群れだ。

「水面から現れたシャチの背びれ。悠然と泳いでいることだろう」
勢いよく水面上にジャンプし、着水する大きな水しぶきとともに一緒に見ていたスタッフの歓声が沸く。水面から立ち上がるような雄の大きな背びれも印象的だ。カモメたちもシャチたちがいる周辺をグルグルと飛び回り、魚の群れか何かがいることを私たちに教えている。知床の海の豊かさがたくさんの動物たちを支えている。それが実感できる出来事だった。
*写真は見やすいようにトリミングしています。
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