エゾチドリ

2018年07月12日

 知床自然センター周辺に珍しい花を見つけた。珍しいといっても知床半島内ではということである。エゾチドリというラン科の植物だ。知床半島内の低標高域は、エゾシカの個体数の増加と高密度化によって多くの植生が失われている。このエゾチドリも30年前から40年前以前は、たくさん咲いていたのかもしれない。2012年以降、知床国立公園内ではエゾシカの捕獲が進んでおり捕獲が始まる以前よりシカを見る機会が減ってきている。そのため、採食から免れた一部が稀に開花し目に留まるのだろう。エゾシカの減少とともに、失われた植生が少しずつだが回復してくる兆しなのだろうか?

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「エゾチドリ」

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