幻氷

2017年04月05日

 今朝、ウトロ沖に薄い桜色の蜃気楼が発生した。「幻氷」(げんぴょう)だ。春先の暖かな日に水平線付近の流氷が上方に伸びるように見える上位蜃気楼を幻氷と呼ぶ。ここ数年で発生しているものとしては最大級で、肉眼で見ても水平線の流氷が間延びしているのがわかるほどだった。望遠鏡やカメラの望遠レンズで覗くと、ピンク色の壁のように見えた。しばらく眺めていると、刻一刻と大気の流れによって、波のうねりのように形が変化した。春を象徴する貴重な現象に時間が経つのを忘れてしまう。

170405.jpg
「水平線の流氷が上に伸びたように見える幻氷」

トラックバック

トラックバックURL: http://blog.hokkaido-np.co.jp/mt/mt-tb.cgi/7796

コメント

まぼろしの氷かぁ~☆
神秘的ですのぉ~★

くみさん>色のついた幻氷はめずらしいみたいですよ。たぶん・・・?

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

(公開されません)

(HTMLタグ(b,i,br/,p,strong,em,ul,ol,li,blockquote,pre)が使えます)