下位蜃気楼

2017年03月05日

 昨日、比較的強い南風が吹いたことで、ウトロに接岸していた流氷がとうとう離れ沖合へ去っていった。その去り際、水平線付近に見えている氷が肉眼で見てもわかるほど大きく盛り上がっていたため、双眼鏡や望遠鏡を使って確認すると下位蜃気楼が発生していた。下位蜃気楼は、比較的発生頻度が高く、観察できる機会が多い蜃気楼の一つであるが、オホーツク海で発生するものは、他地域よりも規模が大きいと言われている。今回発生した下位蜃気楼は、水平線付近の流氷が上下に反転するため、氷がダイヤモンド形に見えたり、空中に浮いたように見えることが特徴となる。オホーツク海の蜃気楼は、春先の日中の気温がプラスになるような暖かな日に発生することが多く、春の訪れを告げる現象と言えよう。

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「ウトロ沖に発生した下位蜃気楼」

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コメント

春、オホーツクブルーが戻ってきますね!
なんだかほっとするのは私だけでしょうか?

確実に春が近づいてきてますね。
東京も日によってはだいぶ春めいてきています。
春の匂いがします!

冬好きとしてはさみしさも否めないですが~

くみさん>ほっとしちゃいますか?私は、冬が終わってしまうーと思っていますw

みつさん>冬が、冬が終わってしまいます・・・

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