今日は、お客様と原生林をスノーシューで歩いてきた。静まり返った森の中は、冷たい空気がより一層、冬らしさを感じさせてくれた。太いミズナラやハリギリが立ち並ぶ森の奥から、「トントン」と樹をたたく音が聞こえてくる。冬の森の静けさは、森で暮らす動物たちの音をはっきりと私たちに届けてくれた。ゆっくりと脅かさないように近づくと、音の主は日本で一番大きなキツツキ、クマゲラだった。トドマツの幹を必死になって掘っていた。中には食べ物となる昆虫がいるのだろう。夢中になって顔を樹の中に入れてモゾモゾと動かしていた。クマゲラは、私たちが観察してるのも気にもとめず、樹をたたき続けていた。

「樹をたたいて掘るクマゲラ」







