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   <title>らくごるふ</title>
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   <updated>2010-03-12T03:59:28Z</updated>
   <subtitle>私はゴルフが好きだ。北海道のコースが好きだ。楽しみの輪広げよう。</subtitle>
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   <title>入ってなんぼ…パットの精度を上げたい</title>
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   <published>2010-03-12T03:49:42Z</published>
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   <summary>「今季はなんとしてでもパッティングの精度を上げたい」.  そう思い、自室でも気軽...</summary>
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      <name>川人正善</name>
      
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      <![CDATA[「今季はなんとしてでもパッティングの精度を上げたい」.

 そう思い、自室でも気軽に使える練習用具を先日、手作りした。

読み終えた文庫本を５冊重ねてビニールテープで束ねたもので、じゅうたんの上に置いて標的にし、これにボールをぶつける仕組みだ。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◇

以前、文庫本のサイズについて調べる機会があった。

文庫本は「Ａ７」サイズ。縦が１４８ミリ、横が１０５ミリ。

この横の１０５ミリというのが頭に残っていて、グリーンに切られるカップの直径・１０８ミリ（人間の煩悩の数だよね）と今回結びついた。

差はわずか３ミリ、十分代替が可能だ。

オレも考えるもんだ。


選んだ文庫本は、岩波文庫の「戦争と平和」。


米川正夫さんの訳で、奥付の発行歴を見ると「１９２７年第１刷」「１９５５年第２９刷改版」「１９７６年第５４刷」の３行が記されている。


１セット８冊。あまたある日本の出版物のなかで、メジャー大会のチャンピオン的存在であることが、あらためて分かる。


私の場合、学生時代の終わりごろに買ったものだろう。


小説の筋はほとんど忘れてしまったが、＜長い長い＞と思いながら頑張って読み通したことだけは記憶にある。


８冊のうち本棚の隅に残っていたのは６冊だけ。残り２冊は、どこかに散逸したらしい。


６冊のうち第１冊だけはそのままにし、５冊をビニールテープでぐるぐる巻きにした。

　　　　　　　　　◇

カップインをねらうパットは強めに。


うまく入れば平和が来る。はずれて妙な距離が残れば戦争が続く。


その境目にドラマがある。

パッティング練習にぴったりの小説には違いない。


　　　　　　　　　　　　　　　　◇

実際に、じゅうたんの床に置いて、ぶつけるべく、ボールを転がしてみた。

１個、２個、３個、４個…

うーん。

練習用具としては悪くない。しかし、肝心の腕の方が。


今季もやはり、戦争と戦争か…



<a href="http://blog.hokkaido-np.co.jp/rakugolf/%E6%88%A6%E4%BA%89%E3%81%A8%E5%B9%B3%E5%92%8C.jpg"><img alt="%E6%88%A6%E4%BA%89%E3%81%A8%E5%B9%B3%E5%92%8C.jpg" src="http://blog.hokkaido-np.co.jp/rakugolf/%E6%88%A6%E4%BA%89%E3%81%A8%E5%B9%B3%E5%92%8C-thumb.jpg" width="320" height="426" /></a>

▲居間の床に置いた＜文庫本パット練習器＞。さて効果のほどはいかに








　　　　　　　　　　＜口からシャンク＞


「ドライバーの大振りは禁物。力を抜いて小振りで」

「はあはあ」

「ドライバー　イズ　小（ショー）」



「パッティングに教科書なしというが、違うよ」
「はあはあ」

「うまい人の動きを、模倣するべきだよ」
「はあはあ」

「パット　イズ　真似」
「はあはあ」

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   <title>胸ときめく…ゴルフの春近し</title>
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   <published>2010-03-02T22:56:18Z</published>
   <updated>2010-03-03T00:44:30Z</updated>
   
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      <![CDATA[　▼２０１０年３月３日午前７時２０分、札幌市豊平区の上空。春を呼ぶ光が差して…<a href="http://blog.hokkaido-np.co.jp/rakugolf/%E4%B8%8A%E7%A9%BA%E3%81%AB%E6%98%A5.jpg"><img alt="%E4%B8%8A%E7%A9%BA%E3%81%AB%E6%98%A5.jpg" src="http://blog.hokkaido-np.co.jp/rakugolf/%E4%B8%8A%E7%A9%BA%E3%81%AB%E6%98%A5-thumb.jpg" width="420" height="315" /></a>


３月３日午前７時。

　自室の窓を開けて、手を戸外に突き出した。

　一瞬ひんやりとするが、そのまま、ゆっくりと風をつかむようにしてみると、風に暖かみが含まれていることに気づく。

　春の兆しだ。


　ふと札幌周辺のゴルフ場のことを思う。

　この風が律儀に、ゴルフ場の融雪を進めているんだなと考えると、なんだか頼もしく、うれしくもなる。

　ゴルフシーズンの接近を、まず教えてくれるのは雪原を抜けて、街を通り、わが窓辺に届く風というわけだ。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◇


　北海道新聞の朝刊札幌版に以前「さっぽろ日記」というコラム欄があり、１９８６年の３月３日、私は以下の文を載せた。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◇


　１３年前のちょうど今日、私は大学入試に挑んでいた。

　「Ｓｐrｉｎｇ　ｗａｓ　ｉｎ　ｔｈｅ　ａｉｒ」ー和訳せよ。

　　冒頭にこんな問題が出た。


　　文章の舞台はロンドンで、中年サラリーマンが会社の帰り、ふと遠い思いに誘われてしばらく街をそぞろ歩きしてしまう。


　「オレもよく働いてきたよ」とつぶやき、見上げると上空に暖かいモヤがたちこめている。


　　そして問題文が続く。

　　私は直訳的に「春が大気のなかにあった」としておいた。

　　予備校の模範解答では「春の気配が漂っていた」となっていた。「春近し」というわけだ。




　　心にくい出題だな、と思った。受験生と謹厳実直サラリーマンの心情は相通じる部分があって、それを見透かしての出題ーと私には思われた。そうか、春が近いのか…。


　　運よくその試験にパスしそれから１３年。

　　あの合格と、今の勤労者としてのわが身との間にどんな因果関係があったのだろうか。


　　そう思いをめぐらし、札幌の空を見上げると




　「Sｐｒｉｎｇ　ｉｓ　ｉｎ　ｔｈｅ　ａｉｒ」　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（川）



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◇



　肩のどこかに力が入った文章だな。気取りもある。３１歳だった。


　２４年ぶりにしみじみ読み返してみると、そう感じる。



　しかし、＜春＞に、受験生の夢、中年サラリーマンのほろ苦い幸福感、勤労者であるわが身の目標をかぶせようと、気を集中して言葉を選び続けたあのときが懐かしくもある。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◇


　私はこの春で５６歳。


　人生の残り時間を数えてみる。


　これから、なにが私を待ってくれているのか。


　そう思って、息をはき、札幌の空を見上げると






　Ｇｏｌｆ　ｉｓ　ｉｎ　ｔｈｅ　ａｉｒ.



　

　　　　　　　　　　　　　＜口からシャンク＞



　　「四季のしゃれ相撲を、どうぞ」

　　　「冬対春」

　　　「はいはい、冬対春。どっちが勝った？」

　　　「おくり出して、春の勝ち」


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   <title>さあゴルフシーズンの開幕。ウッズ、遼、藍…そして私</title>
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   <published>2010-02-23T03:33:25Z</published>
   <updated>2010-02-23T03:40:18Z</updated>
   
   <summary>　ゴルフシーズンの幕開けだ。 　石川遼選手が、米男子ツアーに参加、すでに３戦をこ...</summary>
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      <name>川人正善</name>
      
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://blog.hokkaido-np.co.jp/rakugolf/">
      <![CDATA[　ゴルフシーズンの幕開けだ。


　石川遼選手が、米男子ツアーに参加、すでに３戦をこなした。


　宮里藍選手が、米女子ツアーの開幕戦で劇的な逆転Ｖをおさめた。


　タイガー・ウッズ選手が不倫問題で釈明の会見。春ツアーへの復帰も予想される。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◇


　さて私。先日、２カ月半ぶりで自宅近くの練習場へでかけた。


　４番アイアンを一本持って。今季は４番アイアンで、スイングの骨格をつくってみようと思っているのだけど、どうだろうか。


この冬、地下歩道を歩いて体を維持。室内のフロアーで、ストレッチを重ねてきたつもりだ。


　頭のなかに、ひとつのスイングイメージが育っていて、それを実際のボールに向かって試した。背骨の２点と、地球の中心部の合計３点を結んだ直線。それを軸として体をゆっくり回すイメージだ。


打ったボールは７０球。簡単にはいかない。右に左に。トップもダフも。さすがに４番アイアンには手ごわさがある。


頭に育ったスイングイメージが本当に頼りになるのか、心許なくなった。机上の空論かも。


でも、＜地球の中心部打法＞と＜４番アイアン頼み＞でしばらくやってみます。


結果も報告します。


やれやれ。扱いにくくて…いとおしいゴルフ様。

今シーズンもよろしく。


<a href="http://blog.hokkaido-np.co.jp/rakugolf/%E7%B7%B4%E7%BF%92%E5%A0%B4.jpg"><img alt="%E7%B7%B4%E7%BF%92%E5%A0%B4.jpg" src="http://blog.hokkaido-np.co.jp/rakugolf/%E7%B7%B4%E7%BF%92%E5%A0%B4-thumb.jpg" width="350" height="247" /></a>
▲フィールドはまだ雪原状態の練習場＝札幌市豊平区、２月２１日夕方前

　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　＜口からシャンク＞

「タイガー・ウッズと宮里藍が、真剣勝負をしたら、笑うのはどっちだろうね」


「それは宮里さ」

「へぇー、なぜ？」

「この世界、結局は清らかなアイが勝ちます」
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   <title>合掌…落語世界の名案内人の死去</title>
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   <published>2010-02-17T02:27:10Z</published>
   <updated>2010-02-17T04:58:28Z</updated>
   
   <summary>　「残しておきたい江戸情緒、下座のお囃子、寄席幟（のぼり）。ラジオ名人寄席、私は...</summary>
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      <![CDATA[　「残しておきたい江戸情緒、下座のお囃子、寄席幟（のぼり）。ラジオ名人寄席、私は席亭の玉置宏でございます」


　ーーこんな名調子で、ＮＨＫの「ラジオ名人寄席」を毎回開幕させた玉置宏さんが亡くなった。７６歳だという。

　追悼で、１枚のＭＤを聞いた。（多分）１０年近く前に放送された「名人寄席」で、演目は、三代目の桂三木助さん（昭和３６年に５８歳で死去）が昭和３４年、自分の勉強会で演じた「火事息子」である。

通好みの＜渋い＞運びが、面白い。


玉置さんは、話の前後に江戸の時代背景や火消しに関する時代考証などを適切に置き、聞き手を江戸情緒に気持ちよく誘う。


話の終了後、解説をこう締めた。


「意地を張ろうとするなかに本音も見える父親、溺愛の母親、とぼけた味を出す番頭…それぞれが絡み合って上等な人情話になっている。その人情の機微を名人・三代目三木助さんが巧みに描いて聞かせてくれました……いかがでしたか……ご案内役は玉置宏でした」

　
いいなあ。三木助さんの落語に、玉置さんさんの話芸で付加価値が生じた。


玉置さんの解説は過不足がないのが、うれしい。必要な知識は十分だが、余計なものも見あたらない。


＜語りすぎない＞という点は特に重要で、＜落語の粋＞を楽しむのには、欠かせない。

　つまり玉置さん自身が語りの名人だったのだ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　私の本箱には、「名人寄席」を収録した１０何枚かのＭＤがあり、人生の宝物になっている。


　いろいろ困難もあるだろうが、ラジオ名人寄席の再放送を期待したい。



<img alt="%E7%8E%89%E7%BD%AE%E5%AE%8F%E3%81%95%E3%82%93.jpg" src="http://blog.hokkaido-np.co.jp/rakugolf/%E7%8E%89%E7%BD%AE%E5%AE%8F%E3%81%95%E3%82%93.jpg" width="400" height="300" />
▲玉置さんの死去を伝える道新スポーツの紙面（２月１３日）

　　　　　　　　　　＜口からシャンク＞

「玉置さん、とかけて、虫歯の治療が上手な先生と解く」

「その心は？」

「メイシカイです」
　
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   <title>古今亭志ん生の思い出…涙と笑い</title>
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   <published>2010-02-09T04:08:32Z</published>
   <updated>2010-02-09T04:28:16Z</updated>
   
   <summary>　一冊の本を落語ファンのみなさんにお勧めしたい。 　古今亭円菊さん（８１歳）が９...</summary>
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      <name>川人正善</name>
      
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      <![CDATA[　一冊の本を落語ファンのみなさんにお勧めしたい。


　古今亭円菊さん（８１歳）が９年前に書いた「背中の志ん生　師匠と歩いた二十年」（うなぎ書房、２２２ページ、１８００円）だ。


　円菊さんは、２５歳で志ん生門下に入り、３８歳で円菊を襲名し真打ちに。二つ目時代に、いったんは脳いっ血で倒れた志ん生を背負って３年間、寄席へ送り迎えしたという。

　その３年間を中心に、修業時代の思い出を綴ったのが本書だ。

　落語家の修業は厳しい。それが通り相場である。

　暴君の師匠、鬼の兄弟子。怒鳴られ、小突かれ…。でも真打ちの道は遠い。

　おまけに、一門から給与を支給されるわけでなない（内弟子の小遣いがあるぐらい）から、糊口は、稽古と寄席の間のアルバイトで凌がなくてはならない。それらの非喜劇。途中の廃業者も多く、心を病む場合もある。

　そうした流れにあるのが、立川一門の立川談春が、主に師匠・談志との関係を描いた名著「赤めだか」（扶桑社）だ。


　しかし、円菊さんの道中は、いささか趣が違う。終始、春風たいとう。心地の良い涼風が吹いている。
　この風は、ほかならぬ志ん生さんの人柄から吹き渡ってくることが、読み進めるうちに分かってくる。
（もちろん稽古そのものは厳しいけども…）


　以下は、私が最も好きなエピソード。

　東京・山手線の日暮里駅。志ん生さんを座らせてやろうと円菊さんが、来た電車の車内にパーッと飛び込んで行って、振り返ったら志ん生さんがいない。そのままドアが閉まった。

　次の駅で降りて急いで戻ったら、志ん生さんはホームにただ立っている。

　「どうしたんだお前は」

　「席を取ろうと思って」

　「そんなにあわてるこたアねえんだ」

　と許してくれる。なにもなかったように。円菊さんは、師匠の優しさしみじみがうれしかったーという話。

　いいなあ。志ん生だなあ。


「背中の志ん生」も「赤めだか」も、アマゾン通販の古本で買えます（２月９日現在）。


<img alt="IMGP2222.JPG" src="http://blog.hokkaido-np.co.jp/rakugolf/IMGP2222.JPG" width="300" height="225" />
▲落語家の修行を描いた２冊。中身は対照的かも


　　
　　　　　                  　　　  ＜口からシャンク＞

「掟破りで一門を出された落語家が、転職してオルガン演奏者になったんだって」

「はあはあ…弾くのはハモンドオルガンだろう」

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   <title>笑点の小遊三さん…落語がうまいなあ</title>
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   <published>2010-01-31T00:27:22Z</published>
   <updated>2010-01-31T00:50:26Z</updated>
   
   <summary>　「林家木久扇、三遊亭小遊三　ふたり会」が先日、札幌・教育文化会館のホールであり...</summary>
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      <![CDATA[　「林家木久扇、三遊亭小遊三　ふたり会」が先日、札幌・教育文化会館のホールであり、練達の芸を楽しんだ。


　やっぱり、ナマの落語はいいなあ。客席のみんなで息を合わせて、笑って、笑って…心が軽くなる。

　あらためて身にしみた。


　出し物は次の通り。前座・林家扇（せん）「寿限無」、林家きく麿「ときそば」、小遊三「錦明竹」、木久扇「松竹梅」。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◇


　このなかから小遊三さん（６２歳）について書く。


　笑点でおなじみの小遊三さんだが、ナマの高座を見るのは初めてだった。


　「ヘー……こんなに上手い落語家さんだったんだあ」
　
　全体としての感想である。

　３０分余りの高座だったが、まず話したのは亡くなった三遊亭円楽さんの楽屋エピソード集。


　変わった性癖の円楽さんを、さんんざんにこきおろしておいて、最後は一転、追悼の意をにじませて胸キュンにさせてくれた。
　　　　　　　　　　　　　　　　　◇

　本題の錦明竹の枕に、＜与太郎系＞の小話をいくつかふった。

　これがどれも絶品だったのだ。

　例えば「愚かな男が、長い竿を、空に向かって振り回していまして。それを見た兄貴が



『おい弟や、おまえは何をしてんだい？』『ああ兄ちゃんかい、いまね、空の星があんまりきれなんで、この竿でたたき落とそうと思ってね』

『ばかだなあおまえは。そんなんで星が落ちるわけねえじゃねえか』

『だめかな？』

『だめだよ……屋根へ上がれ屋根へ』…それを見た親父が……」



　学生時代の私がよくやった小話だ。


　当時、聞いてくれていた人に申し訳ないのだが、この話、やっている本人がちっとも面白くない。


　落語の作法と成り行きで、枕に置いているだけだった。




　ところが、この日の小遊三さんは異次元の小話ワールドに連れていってくれた。


　詰まらなかったはずの小話が突然変身。面白いの面白くないの…。笑いが止まらない。


　滑舌が心地良い。

　その場の空気や、客席の熱を全部織り込んで、台詞が回され、間が取られている。


　すごい。

　ベテラン落語家の凄みをあらためて味わったひと幕だった。


　本題の錦明竹の出来は、いわずもがな。


　　　　　　　　　　　　　◇


　小遊三さんだけで、木戸銭分は満足した。



　この夜の札幌は、雪模様でツルツル路面だったが、思い切ってホール寄席に足を運んでよかった。



　帰路は、心がポカポカ。

<a href="http://blog.hokkaido-np.co.jp/rakugolf/IMGP2211.JPG"><img alt="IMGP2211.JPG" src="http://blog.hokkaido-np.co.jp/rakugolf/IMGP2211-thumb.JPG" width="340" height="255" /></a>	
▲寄席閉幕のあと、教育文化会館の玄関をでるお客さん。どれも幸福そうな顔に見えて…


▼ふたり会のちらし
<a href="http://blog.hokkaido-np.co.jp/rakugolf/%E8%90%BD%E8%AA%9E%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC.jpg"><img alt="%E8%90%BD%E8%AA%9E%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC.jpg" src="http://blog.hokkaido-np.co.jp/rakugolf/%E8%90%BD%E8%AA%9E%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC-thumb.jpg" width="200" height="266" /></a>



　　　　　


                                      ＜口からシャンク＞


「落語は、できればテレビやＤＶＤじゃなく、ナマで味わいたいね」



「そんなに違うもんかい」


「ライブ違うよね」



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   <title>I　LOVE　タイガー・ウッズ</title>
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   <published>2010-01-19T11:55:26Z</published>
   <updated>2010-01-19T12:03:03Z</updated>
   
   <summary>タイガー・ウッズについて書く。 週刊新潮の１月２１日号に＜ついに男色まで暴露され...</summary>
   <author>
      <name>川人正善</name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://blog.hokkaido-np.co.jp/rakugolf/">
      <![CDATA[タイガー・ウッズについて書く。

週刊新潮の１月２１日号に＜ついに男色まで暴露された「タイガー・ウッズ」は心の病か＞という記事が掲載された。

雑誌を購入（３４０円）して、熟読した。

前文はこんなふうだ。

「タイガー（34）のスキャンダル。３月にも復帰かと期待された矢先、今度はなんと＜男色＞嗜好まで暴露されちゃったのだ。これじゃあもうほとんどビョーキじゃないのか」

ふーん、と思う。

続く本文は、これまでの女性問題の経過、今回の男性の件などを振り返り、さらに「それでも元日にはホテルの１フロアを借り切って、酒と女性でドンチャン騒ぎを繰り広げた、といったニュースがある」と報告。「もしかして、心のナニが完全にキレてしまっているのか。カウンセリングも必要だ」などと締めくくっている。

ヘー、と声が出た。

本当にそこまで行っているのかなあ、と心配になった。

世界のアイドル、史上最強のゴルファーはどこに向かっているのか。

　　　　　　　　　　　　　　◇

雑誌を閉じ、しばらく思いを巡らした。

時計の音が聞こえる。

思いが至るのは…人の心の不思議さだ。

いったい人の心は、どうやって組み立てられて行くのか。

つまり自己確立の過程。

私は思う。

最も大事なのは、親との関係だ。

これが土台。

第二に大きいのは、少年期（小・中・高）における友人とのつながり方だ。

年が近い少年同士は、うまく行けば、純度の高いフラットな関係を結ぶことができる。

上下なし。

これが有り難い。


たいてい本音の付き合いになる。

だから容赦がない。


肘で小突きあい、ときには体をぶつけ合う。


尖った言葉を、相手の心の粘膜に突き立てる。


塩をかけた言葉を、心の粘膜にこすりつける。


加減を忘れることがあるかもしれない。


でもそれがいいんだ。


痛みが少年の成長にとって何よりの栄養に変わる。


フラットのマジック、フラットのプレゼント。

いいなあ。

　　　　　　　　　　　　　　　◇

場面は露天風呂だ。

肩までは親から流れ出す温泉に温められ、首から上は、友達発の吹雪にさらされる。

私はこうして育てられてもらった。

ほかの人はどうなのだろうか。
　　　　　　　　　　　　　　　◇

タイガーは１０歳になる前に世界から注目され、１０代のなかばで世界トップクラスの選手になっていた。

タイガーを単なる＜金のなる木＞＜宝の山＞と見て、近づく大人たちは少なくなかったろう。

その集団の足取りや、顔つきを容易に想定できる。

魂胆、お追従、使い捨て……。


タイガーには＜本当の友＞が何人いたのだろうか。


肘で小突きあえる、フラットな友が――。

　　　　　　　　　　　　　　　　　◇

今回の事態が落ち着いたら、タイガー本人の話をじっくり聞いてみたい。


「ごくろうさん、いったいどうしたの？」と問いかけてもらって。



<a href="http://blog.hokkaido-np.co.jp/rakugolf/IMGP2205.JPG"><img alt="IMGP2205.JPG" src="http://blog.hokkaido-np.co.jp/rakugolf/IMGP2205-thumb.JPG" width="350" height="262" /></a>
▲週刊新潮の記事（左）と、タイガーの成長を描いた本


　　　　　　　　　　　　　　　＜口からシャンク＞

「タイガー・ウッズは今年も話題を呼ぶよ、なにせ年男だしね」

「え？　タイガーはいま３４歳なんでしょ…年男ではないんじゃないか」

「……いや、そうじゃなくて」　

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   <title>冬のウオーキング……私だけの道</title>
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   <published>2010-01-08T02:57:47Z</published>
   <updated>2010-01-08T03:15:57Z</updated>
   
   <summary>札幌の地下鉄東豊線・福住駅。 自宅から５００メートル離れた場所にある。 トレーニ...</summary>
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      <![CDATA[札幌の地下鉄東豊線・福住駅。

自宅から５００メートル離れた場所にある。


トレーニング目的で、この駅の地下通路（約３００メートル）を歩いている。

歩くのは土曜日・日曜日などの休日が主だが、平日の夜も勤務の帰り、万歩計のメーターが１万歩（日々の最低の目標にしています）に達していないことに気づくと、足りない分を＜地下通路ウオーキング＞で補うこともある。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◇

冬の札幌は、戸外路面がツルツル。

深刻に転べば事故になる。

ウオーキングにはなんとも適さない。

冬も鍛錬を続けたいと、これまで＜ジムのランニングマシーン＞＜体育館のランニングレーン＞＜自室での足ふみ＞などを試してきたが、諸条件が絡み、いまひとつぴったりとこなかった。


しかし、今冬から、福住駅の地下通路を＜私のウオーキングレーン＞に決めた。

勝手にそうした。

ここなら台風、吹雪も関係ない。料金もかからない。


穴場をみつけた気分で、微笑んだ。

　　　　　　　　　　　　◇

年末・年始の連休には、おおいに歩いた。



地下鉄を乗降する老若男女の間を縫うように歩いた。

何度も繰り返し。

怪しまれぬように、きちんと髭をそり、髪をとかし、マフラーの柄にも気を配った。（マフラーは２本しか持っていないのだけど、一応…）。


万が一、駅員さんから「ただ歩くのは困るんですよねエ」と警告されたら、私の純粋な気持ちをどう説明しようかと、思案しながら歩いた。

楽しかった。


<a href="http://blog.hokkaido-np.co.jp/rakugolf/IMGP2177.JPG"><img alt="IMGP2177.JPG" src="http://blog.hokkaido-np.co.jp/rakugolf/IMGP2177-thumb.JPG" width="410" height="307" /></a>
▲外は吹雪。でも＜あずましく＞地下通路を歩く私


　　　　　　　　　　　　　　　　　＜口からシャンク＞


「ウーマンが使っても、マンポケイとはこれいかに？」


「ジェントルマンを、合図で一斉にスタートさせても、レディー・ゴー、と言うがごとし」


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   <title>雪原になったゴルフコースが語りかけるもの</title>
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   <published>2009-12-24T01:26:54Z</published>
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      <![CDATA[<a href="http://blog.hokkaido-np.co.jp/rakugolf/IMGP2171.jpg"><img alt="IMGP2171.jpg" src="http://blog.hokkaido-np.co.jp/rakugolf/IMGP2171-thumb.jpg" width="420" height="560" /></a>

この写真は、札幌北広島クラッセホテル（北広島市中の沢）の１２階レストラン＝地上３４メートル＝から、札幌北広島ゴルフ倶楽部（５４ホール）のコースを見下ろして撮影したものだ。



雪を載せた、ティーインググラウンド、グリーン、バンカーなどを確かめることができる。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　◇


ホテルに行ったのは、１２月２０日（日曜日）の正午過ぎ。

ランチバイキング＋天然温泉（モール泉）で料金は２０００円。お得感に引かれ、初めて足を運んだ。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◇

ランチを食べながら、３４メートル下のゴルフコースをしみじみと眺めた。

なぜだろうか。ひとつの＜自問＞が浮かんだ。

「このゴルフ場は、いったい、いつまで続くか？」

寿命はいかに…そんな奇妙な問いだ。

自問し自答してみる。

５年後はどうだろう？………間違いなく今季のように、カラフルな衣装のゴルファーで賑わっているでしょう。

じゃ１０年後は？………一部の雰囲気は変わるだろうけど、５４ホールは維持されていると思うよ。

３０年後は？………経営主体はともかく、ここが優れたゴルフ場であることに変わりはないはず。

ではでは、５０年後は？……ウーン、そのとき日本の社会は全体としてどうなっているか。でも、ここはゴルフコースのままであってほしいな。大丈夫だと思いたい。

１００年後は？……どうだろう。全く別な形の土地利用が始まっているかも。

１０００年後は？……ウーン。

では最後に、１万年後は？………はい、そこまで遠い将来だと逆に明確な絵が浮かんできます。その時代の好きな連中が集まって、いまと同じようにワイワイ言いながらゴルフに夢中になっている姿です。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜口からシャンク＞

「北広島クラッセホテルの温泉も、白老ゴルフリゾートの温泉も、新篠津ゴルフ場の温泉も…どれもモール泉だよ」

「ハアハア」

「モール泉は、泥炭から出る繊維質を多く含んでいて、こげ茶色で、体が温まって、肌がスベスベになるよ」

「ハアハア」
「でも、モール泉は、世界的にみても貴重な天然資源で、保護の必要もあるよ」

「ハアハア」

「モール泉源を大切にしようと訴えている、有名な道産子の宇宙飛行士がいるよ」

「ハアハア」

「モールまもるさんだよ」

「ハアハア」
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   <title>この暮れに柳家権太楼の「芝浜」を聞けるなんて…</title>
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   <published>2009-12-15T04:15:16Z</published>
   <updated>2009-12-22T04:10:38Z</updated>
   
   <summary>桂枝雀さんが１０年前に、古今亭志ん朝さんが８年前に亡くなって肩を落としていたら、...</summary>
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      <![CDATA[桂枝雀さんが１０年前に、古今亭志ん朝さんが８年前に亡くなって肩を落としていたら、５年前に上野の
鈴本演芸場で、柳家権太楼さん（６２）の口演に触れ、「まだまだ生を聞きに行くべき噺家は残っているぞ」と元気が戻ってきたものだ。



　　　　　　　　　　　　　
その権太楼さんが、暮れの札幌で「芝浜」を演じるという知らせを受け、いそいそと出かけた。

１２月１１日（金曜日）の夕方。

会場は地下鉄琴似駅の地下にあるライブホール「パトス」。


地方前衛劇団の根城みたいな湿った空気があり、私の好みである。




木戸銭は前売りが３３００円、当日が３８００円。権太楼独演会としては格安だ、と思う。



客は中高年を中心に１００人余り。シルバーな熱気が膨らむ。

　　　　　　　　　　　　
柳家ほたるという二つ目さんが「初天神」で開口一番。


権太楼さんはまず「にらみ返し」を４０分ほど熱演。


中入り入りの後、お目当ての「芝浜」が始まった。




「芝浜」の筋立ては、酒びたりの魚屋が大金の入っている財布を拾う。

妻が機転をきかして「拾ったのは夢だからあきらめなさい」とウソで説得する。

男は改心して、懸命に働き、立ち直り、独立して自分の店を構えるまでに出世する…というもの。

夫婦の愛情を描き、究極の人情話のひとつに数えられる。


芝浜演出のポイントは、＜改心＞の部分だ。女房に言いくるめられただけで、本当に本人が夢だと思えるか。


滑稽話なら自在なファンタジーでクリアだが、人情話は、やはり辻褄（つじつま）合致が条件だから手間取る。



３５年ほど前に死んだ志ん生さんの場合、改心の全過程を「ハー、おれは情けねえなあ」との一言で済ませ、客を納得させてしまった。別種のすごさだ。



この日の権太楼さんは、この改心部分の描写に５分余り（多分）かけた。


夢だって……うそだろう。

でもこの女房がうそをつくはずもない。

じゃあ、幻想を見たのか。あんな幻に襲われるようでは…俺の精神は、根っこから壊れているに違いない。

ここまで落ちてしまったのか俺は……情けねえなあ。


　　　　　　　――-といった意味の５分余りの自問自答。


説明が過ぎては落語の興が失せる。

その１歩手前で、権太楼さんは説明を止め、改心を見事に描ききった。


難問は解決。

後はサゲまで、つまり差し出された酒を前に「よそう…また夢になるといけない」という有名なサゲまで、

一気に人情の坂道を駆け下りるだけだった。全体で５０分ほど。


                                　　　　◇


夫婦の人情話には、女よりも男の方が弱い。


客席で泣いていた女性は３分の１程度だったが、男性客は３分の２ぐらいが、目頭を押さえていた。


そう見えた。


もちろん私も大きなハンカチを取り出して……。



権太楼はいいねえ。


<img alt="%E6%A8%A9%E5%A4%AA%E6%A5%BC.jpg" src="http://blog.hokkaido-np.co.jp/rakugolf/%E6%A8%A9%E5%A4%AA%E6%A5%BC.jpg" width="300" height="400" />
▲権太楼さんの著書「権太楼の大落語論」（１８９０円、彩流社）の表紙




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜口からシャンク＞


「落語の芝浜は、亭主と女房のイイ話。聞いたら、鍋物を、熱々のまま食べたくなったよ」


「へー　なぜ？」


「フーフーをしたくなった」

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   <title>ゴルフの箴言、人生の戒め</title>
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   <published>2009-12-07T10:14:02Z</published>
   <updated>2009-12-22T04:09:46Z</updated>
   
   <summary>言葉を捜している。 良い言葉を。 人生のために。 ゴルフのために。 	 良い言葉...</summary>
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      <name>川人正善</name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://blog.hokkaido-np.co.jp/rakugolf/">
      <![CDATA[言葉を捜している。

良い言葉を。


人生のために。

ゴルフのために。
	
良い言葉は人生の奥を広げてくれる。

良い言葉は、ゴルフの趣を増し、ときにはスコアをまとめてくれる。


　　　　　　　　　　　　　　　◇
家族はいますか？
大切にできていますか？


恋人はいますか？　
愛されていますか？


仕事や学校は順調ですか？
楽しんでいますか？


友達はいますか？
多くを求めすぎてはいませんか？

　　　　　　　　　　　　　◇

女優で歌手の柴咲コウさん（２８）がつくった詩だ。


昨年12月、ＮＨＫで「柴咲コウ　孤独の中の輝き」という番組（４５分）が放映され、録画したDVDが手元にあって、繰り返し見ている。

今年も暮れに入り、ふと思い立って、ＤＶＤを回し、見入った。


上に引用した詩は、番組の冒頭に朗読される。


番組は、柴咲さんのつくる楽曲が、人々の（特に若い女性の）孤独な心を励まし、人気を広げているという内容だ。


ライブ風景やインタビューが、ふんだんに盛り込まれて、あきさせない。


柴咲さんの、鋭い直感や、哲学的な深みが分かる気がして、面白かった。


見終わると、彼女の言葉を通し、現代人のヒリヒリとした切なさに触れたようで、ああらためて冒頭の詩がしみじみと胸に伝わってきた。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◇

ゴルフの箴言（しんげん）は、間違いなくそのまま人生に通用する。


人生に役立つ戒めは、同時にほとんどがゴルフ道を盛り立ててくれる。


多分。


「多くを求めすぎてはいませんか？」


そうだよなあ。


<a href="http://blog.hokkaido-np.co.jp/rakugolf/%E5%BB%A3%E6%B8%88%E5%A0%82%E3%81%AE%E5%A4%95%E6%96%B9.jpg"><img alt="%E5%BB%A3%E6%B8%88%E5%A0%82%E3%81%AE%E5%A4%95%E6%96%B9.jpg" src="http://blog.hokkaido-np.co.jp/rakugolf/%E5%BB%A3%E6%B8%88%E5%A0%82%E3%81%AE%E5%A4%95%E6%96%B9-thumb.jpg" width="450" height="279" /></a>
▲廣済堂札幌カントリー倶楽部。11月7日夕方。冷たい風の中、フェアウエーを進む前のパーティー　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜口からシャンク＞
　「多くを求めすぎてはいませんか？とかけて『スチームサウナの暴走』と解きましょう」

「その心は？」

「キタイが過剰です」


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   <title>最後にスクェア…めでたしめでたし</title>
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   <published>2009-11-27T10:03:36Z</published>
   <updated>2009-11-27T10:47:32Z</updated>
   
   <summary>１１月２３日（勤労感謝の日）、午後４時２５分。 羊ケ丘カントリークラブ（札幌市豊...</summary>
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      <name>川人正善</name>
      
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://blog.hokkaido-np.co.jp/rakugolf/">
      <![CDATA[１１月２３日（勤労感謝の日）、午後４時２５分。

羊ケ丘カントリークラブ（札幌市豊平区西岡５４９）のクラブハウスから公道へ出るアプローチ道路。

今年最後のラウンドを終え、帰路についたところだった。

ふと、出所不明の寂しさがやってきて、車を停めた。

振り向くとこの写真のように、夕闇が迫るクラブハウスが見えた。

<a href="http://blog.hokkaido-np.co.jp/rakugolf/%E7%BE%8A%E3%82%B1%E4%B8%98%E3%81%AE%E5%A4%95%E6%9A%AE%E3%82%8C.jpg"><img alt="%E7%BE%8A%E3%82%B1%E4%B8%98%E3%81%AE%E5%A4%95%E6%9A%AE%E3%82%8C.jpg" src="http://blog.hokkaido-np.co.jp/rakugolf/%E7%BE%8A%E3%82%B1%E4%B8%98%E3%81%AE%E5%A4%95%E6%9A%AE%E3%82%8C-thumb.jpg" width="400" height="300" /></a>

なぜだろうか。「ありがとう」という声が胸のなかで響き、自然に胸の前で手を合わせてしまった。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◇


今季を振り返って考えると、ゴルフに関し、特別な貸し借りは思い当たらない。

遊んだ分だけきちんと金は払った。

入ったバンカーはならした。

グリーン上のピッチマークは修復した。人の分まで。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◇

しかし、最終ラウンドを終えたあと、突然感謝の気持ちが湧き上がって来て、合掌の形になった。

確かに、そうかもしれない。

コースや、クラブハウス、それらを維持管理してくれた人たち。

おかげでゴルフを楽しむことができた。

ありがとう。そう言って、初めて、お世話になった人や物と、貸し借りなしの＜スクェア＞な関係を取り戻せる。


そんな気がした。
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◇

この日の１７番ホール。パー５のロング。

ドライバー、７番アイアンともうまく行って、第３打はピンまで８０ヤード。

パーはほぼ確実、あわよくばバーディチャンスも。

…そこで不覚にもダフって、ぐちゃぐちゃになって、ダブルボギー。

結局、スコアは、前半４５点、後半４５点の水平賞。

つまり前後半スクェア。

いいじゃないか。

悪くないよね。

ダフって良かった。

……エッ？

<a href="http://blog.hokkaido-np.co.jp/rakugolf/%E5%A4%89%E6%9B%B4%E3%81%97%E3%81%9F.jpg"><img alt="%E5%A4%89%E6%9B%B4%E3%81%97%E3%81%9F.jpg" src="http://blog.hokkaido-np.co.jp/rakugolf/%E5%A4%89%E6%9B%B4%E3%81%97%E3%81%9F-thumb.jpg" width="250" height="333" /></a>

▲ティーインググラウンドにも雪が残っていた２３日のコース＝羊ケ丘カントリークラブ


　　　　　　　　　　　＜口からシャンク＞

「深まる秋、ゴルフに誘われたらどうする？」

「バンシュウ繰り合わせて参加します」

「冬に入った、体が締まる。スイングも良くなるかな？」

「もちろん。ナイス、ショトウ」

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   <title>晩秋の北海道　氷雨のゴルフに趣きあり</title>
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   <published>2009-11-18T05:46:45Z</published>
   <updated>2009-11-18T09:11:57Z</updated>
   
   <summary>氷雨が降りしきっていた。 １１月１４日の札幌。 真駒内カントリークラブ（札幌市南...</summary>
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      <name>川人正善</name>
      
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      <![CDATA[氷雨が降りしきっていた。

１１月１４日の札幌。

真駒内カントリークラブ（札幌市南区常盤２００、電話０１１・５９１・８４２２,
３６ホール）をずぶ濡れで回った。

午前１１時の気温が４度だった。

北海道の４度は、東京の４度より寒い。

エッ？

エッ、というわけで、キャンセルが相次ぎ、この日実際にスタートしたのは１０組余りだけだという。


　　　　　　　　　　　　　◇


安くない料金を払い、歯をくいしばってまで、なぜラウンドを決行するのか？

２番目の理由は、このブログを書くためである。

１番目の理由は、ゴルフが好きだからである。


　　　　　　　　　　　　　　　◇


１ホール目で、グローブが氷雨でびしょびしょになった。


３ホール目で、下着の隅まで氷雨がしみこんだ。


このいでたちで、深い山中なら事故につながりかねないだろう。


体の芯まで冷えた。


つくづく…。


　　　　　　　　　　　　◇


しかし、その分温かい経験もした。

フロントでチェックインの際、支配人さんらが並んで「こんな日に来ていただいて…」と頭を深々と下げてくれた。

キャディさんも「よくキャンセルしませんでした。ありがとうございます」と笑顔をみせてくれた。

同伴プレーヤーは会社の後輩２人で、私にいろいろ気を遣ってくれて、うれしかった。

（お返しをしなきゃね）

３人で空を見上げ、「俺たち、やっぱり、変だよなあ」と言い、お互いの顔を見合った。

晴天時とはかなり違う温もりが通い合った。

全部終わって、入ったふろが、格別に温かかった。

ここのふろは、３６ホール用だから広い。

ガラーンとしている。

静かだ。

湯船に肩までつかり、目をつぶった。

やはり静かだ。

そのまま１０分以上……やっと体の芯が普段の温度に戻った気がした。

これもゴルフの快楽のひとつ、だよなあ。

そうつぶやいてみた。

ふろから上がったら、レストランで、熱々のラーメンを食べよう。

ここのメニューでは、北海道産の海鮮がたっぷり載った塩ラーメンが特においしい。

腹が温まるはずだ。

しみじみ。

これもゴルフの楽しみ。

……目を開けた。

ふろのまどから見えるフェアウエーに、氷雨が降り続いている。



<a href="http://blog.hokkaido-np.co.jp/rakugolf/%E5%B7%9D%E5%90%88%E6%9C%97%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%A8%E7%9C%9F%E9%A7%92%E5%86%85.jpg"><img alt="%E5%B7%9D%E5%90%88%E6%9C%97%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%A8%E7%9C%9F%E9%A7%92%E5%86%85.jpg" src="http://blog.hokkaido-np.co.jp/rakugolf/%E5%B7%9D%E5%90%88%E6%9C%97%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%A8%E7%9C%9F%E9%A7%92%E5%86%85-thumb.jpg" width="330" height="440" /></a>
▲晩秋の北海道のゴルフに耳のカバーは不可欠。
それも濡れてしまったが…＝真駒内カントリークラブ・１６番ショート



　　　　　　　　　　　　　　　　　＜口からシャンク＞


「がんばってプレーしているうち、敵のはずの冷たい雨も、やがて同行の仲間のように親しみがわくよね」


「なぜ？」


「…ヒサメと俺とは早期の桜…♪♪♪」



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   <title>絶対の禁じ手を打ってしまった</title>
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   <published>2009-11-12T06:46:39Z</published>
   <updated>2009-11-12T08:55:02Z</updated>
   
   <summary>ラウンド中、前の組にボールを＜打ち込む＞という絶対の禁止行為を、私が先日、犯して...</summary>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://blog.hokkaido-np.co.jp/rakugolf/">
      <![CDATA[ラウンド中、前の組にボールを＜打ち込む＞という絶対の禁止行為を、私が先日、犯してしまった。

１３年間もゴルフ生活を送っているのに、なんというひどいミスだ。

トホホだ。

恥ずかしく、肩をすぼめて暮らしている。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◇


現場は羊ケ丘カントリークラブ（札幌市豊平区西岡５４９、電話０１１・５８１・３５１１）。


私のホームコースで、ハンディキャップもここでもらっている。


１４番のミドルホール（パー４）。大きく右にドッグレッグしており、３９０ヤードと長め。


ホールハンディキャップは２番目と難易度は高い。


私のティーショットはまずまずで、右カーブするフェアウェーの左端に止まった。


前方のグリーン上では、前の組がパッティングを始めた。

　　　　　　　　　　　　　　　◇


ずいぶん遠いなあ。私はそう思って、ため息をついた。

…そこが錯誤の始まりだった。


ここがロングホール（パー５）だと勘違いした。

（何度も何度もプレーしているホールなのだけどね…）


右側前方に立っているヤーデージ杭が、グリーンセンターまで２００ヤードの表示（本当は１５０）に見えてしまった。


残り、２４０ヤードか。

ユーティリティーの４番を、バッグから抜いた。


マルマン製、ロフトは２３度、フルスイングが芯を食えばほぼ１９０ヤードの飛距離だ。風は軽いアゲインスト。


グリーンエッジまで５０ヤード前後残して、３打目勝負だな。


そう作戦を立てた。


仮に、５０ヤード以上残ったってかまわない。

ユーティリティーの４番を軽く振った。


力が抜けていたのが良かったのか、ほぼジャストミート。

ボールはやや低めに飛び出し、順調に空を切り裂いて伸びた。


間もなく着地。グリーンの手前で低く弾んだ。

………そのまま止まるはずだった。


しかし違った。ボールは何か硬いものにぶつかって弾かれたように見えた。

勢いを増して転がり、パッティング中のグリーンを縦断して奥に止まった。

打ち込みだ。

絶対のルール違反。


ときには相手の命にも関係する。

心臓が高鳴り、「エーッ、ウソだろ」という声が出た。

キャディさんが、小走りにグリーンに向かった。

私も後に従った。

キャディさんは「すいませーん」という甲高い声を上げ、

私も立ち止まって帽子を取り、「申し訳ありません」と叫んで深々と頭を下げた。

　　　　　　　　　　　　　　◇


胸に手を置き、考えてみて分かった。

ここはロングホールではない。実はパー４のミドルなのだ。

さっき見たヤーデージ杭は、２００ヤードの表示ではなく１５０ヤードのものだったのだ。

それにやっと気がついた。

オレは、何かの理由で錯乱してしまったらしい。


自失し、思考力がもどるのに時間がかかった。


交通畑のベテラン警察官が以前、こう教えてくれたのをふと思い出した。

「川人さん、重大事故の多くは、それまで無違反の優良ドライバーによって起こされる。絶え間ない気の引き締めが必要です」


そうだよなあ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◇

次のホールへの途中、キャディさんが、私の顔をのぞきこむようにして、「気分を変えてください。きちんとあやまったんですから」と慰めてくれた。

ありがたかった。

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▲羊ケ丘カントリークラブ・アウト８番のティーグラウンド。秋が深まっている



　　　　　　　　　　　　　　　　＜口からシャンク＞


「ゴルフ場でのルール違反とかけて、マラソン大会の途中で気温が急上昇した、と解きましょう」

「その心は？」

「キケンが一挙に増大します」

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   <title>円楽さんが死去…寂しい</title>
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   <published>2009-11-03T07:05:21Z</published>
   <updated>2009-11-03T07:19:27Z</updated>
   
   <summary>落語家の三遊亭円楽さんが亡くなった。 ７６歳だという。 寂しさが寄せてくる。 本...</summary>
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      <name>川人正善</name>
      
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      <![CDATA[落語家の三遊亭円楽さんが亡くなった。

７６歳だという。

寂しさが寄せてくる。

本箱に、円楽さんが「町内の若い衆」を演じた録画があり、じっくり味わった。


　　　　　　　　　　　　　◇


私が、円楽さんの高座をナマで見たのは、合計２０席余りか。


ほとんどが、東京での大学生時代（昭和５０年前後）で、円楽さんも青年のようだった。


当時の私は、良いファンではなかった。

正直言って＜木戸銭の分を楽しませてもらった＞という経験が少なかった。

落語研究会の仲間とは、


「円楽って、円生のコピー。それも何段か質の落ちる」


「描写力が足りないよ、細かい部分の描写力が…」


「志ん朝や談志と比べられるのが土台無理。かわいそうだよ」


などと酷評するときもあった。


…生意気だよねえ。


　　　　　　　　　　　　◇


しかし、その後の円楽さんの活躍には目を見張るものがあった。


特に、「笑点」での陽気な司会役。


「馬顔」（うまづら）を口撃の的にさせ、怒ってみせる。


逆に、回答が上手だと、大きな口を開けて、ガハハと笑う。


庶民的で分かりやすい。


（細部までの描写は暗さに通じる。円生師の場合は底意地の悪さにも…）


ときには、落語家の陰影の魅力より、テレビタレントの光が勝る。


「笑点」の視聴率を支え、超長寿番組への道をさらに広げた功績は多くのファンが認めるところだ。


いいなあ、と思う。

　　　　　　　　　　　◇

「町内の若い衆」は、ちょっと艶っぽい話。

茶室を普請中の屋敷で、熊さんが普請の決断をほめると、おかみさんが「商売がうまく行っているのは、日ごろ皆さんにお世話になっているおかげ。この茶室も、いわば町内の若い衆さんが寄ってたかってこしらえてくれたようなものです」と謙遜する。

感心した熊さん、帰宅して女房に「これくらいのことを言ってみろ」と語る。

サクラになった友人の八っつっあんが、臨月の女房に向かい、お腹のなかの赤ん坊に絡め、熊さんのひごろの働きをほめる。すると女房が「いいえ、うちの人の働きじゃありません。町内の若い衆が寄ってたかってこしらえてくれたようなものです」


                        　　　　　◇

円楽さんのこの高座は約１０分。


２０年近く前の収録か。


明るくて軽い。

ばかばかしくて色っぽい。

心の芯が楽になる。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◇

円楽さんの落語のCD、ＤＶＤはいろいろ販売されている。


「目黒のさんま」「宮戸川」「浜野矩随（のりゆき）」あたりを購入し、しみじみ聞きながら追悼としようか。


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▲円楽さんの死去を伝える北海道新聞の紙面


　　　　　　　　　　　　　　　　＜口からシャンク＞

「使いやすい徳利、だなあ」

「？」

「ツグのがラクタロウ」
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