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名門・樽前コースで早朝ラウンドを楽しんだ

2009年07月01日

樽前カントリークラブ(苫小牧市錦岡491、電話0144・67・0131)の早朝ラウンドを先日、初めて経験した。
                ◇
平日は火曜日のみの限定で、乗用カートで18ホール回って、4000円。朝食までついている。

これは安い。

新しい経営主・アコーディアゴルフの新戦略のひとつだが、最初聞いたときは「へー、名門・樽前がここまでやるのか」と驚いた。

               ◇

午前5時、スタート室でチェックイン。1人でのラウンド。見ると、樽前山の稜線は薄雲におおわれてぼんやりとしている。

早速、1番からティーオフ。早朝の霊気のなか、誰かに背中を押されるようにグングンと進む。
                 
一人旅の気楽さ。
構えて打つだけ。

それが気持ちよい。
1時間半足らずでハーフターン。

午前8時前には、18ホールを回り終えた。


フロントでプレー料金を払うと、朝食券を渡され、それを持って茶屋へ。

朝食は大型のおにぎり1個に1杯のかけそば。具はないが、つゆがうまくて空きっ腹にしみた。
                   ◇
(この早朝前後に、平日昼間のセルフ、土曜日午前中のキャディーさん付きも経験したがそれらを加味してみて…)
樽前は変わったなあ。


それが私の実感だ。


カートプレーの本格導入、プレー4制度の導入、売店スペースの大幅拡大…。目に見える変更点はいろいろだ。


日本女子オープン開催時(2年前の秋)の厳粛な雰囲気を知っているだけに、なんだか複雑な思いも交じる。

古いメンバーの1人が「以前あったシーンと静かな空気が消えたようで寂しい」という趣旨のことを言った。


そうかもしれない。
                  ◇

しかし、プレー料金の安さには、目を見張る。


曜日や時間でさまざまな料金設定がなされ、その典型が今回の早朝4000円、メシ付きという目玉商品だ。

                   ◇
プレー料金と品格、雰囲気、コース管理の程度、スタッフの接遇能力などがどうバランスして行くか。


それはマーケットが一定期間の後に見つけて行くものだろう。


樽前コースの場合、どんなバランスポイントに進もうとしているのか。


面白いなあ。


現場に通い続けて、見極めることにしよう。


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▲樽前コースの早朝。女子オープンの歓声がよみがえるようで…


             <口からシャンク>

「大阪・月の法善寺横町の人たちは、ゴルフなら早朝オンリーだそう」

「へー、なぜ?」

「♪♪…ソウチョウ一本、さらしに巻いて…♪♪」


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川人正善
かわひと・まさよし。55歳。北海道新聞社員。ゴルフのオフィシャルハンディは14.4。高校・大学と落語研究会のメンバーで、落語鑑賞・口演を通じての交流もめざしており「らくごるふ」は「落語流布」の意味も。妻に3女。余市町生まれ。
へぼゴルファーの喜怒哀楽を、同好の仲間たちとの交友、北海道のゴルフコースの雄大さを交え描きます。

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