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お勧め、割安感抜群のコース

2007年08月30日

安い。
安すぎる。
本格的なコース(9ホール)を2度回って、わずか1800円とは…目が丸くなった。

ちとせインターゴルフクラブ(千歳市真々地3、千歳空港から車で10分、電話0123・23・4411)の早朝料金のことだ。

先日の朝、初めてプレーした。

午前4時45分にスタートして終了が9時前。終始、楽しめた。

料金が1800円だし、9ホールを2度回るコースだから、知れた迫力なのかな、と事前には思っていた。

しかし、違った。

けっこう奥が深い。同一ホールとはいえ、ティーグラウンドが違う。別グリーンになっているホールも多い。これによりアウトとインでは、かなり趣が違ってきた。

距離もしっかりある。レギュラーティーからの合計で6227ヤード。フェアウエーの広い14番のロングは、549ヤードもある。

池もあり、バンカーも大型。ショートホールには木々が巧みに配置されている。フェアウエーとラフの境界はややあいまいだが、グリーンの状態はけっして悪くない。

この日同伴のゴルフ仲間は、仕事柄か世の価格動向に気を配り続けている人だが、ラウンドの後で「これは安い」と驚きの息を吐き、私と目でうなずき合った。

私の10年程度のゴルフ歴で最も「割安感」を持った4時間余りだった。

東京方面の人に以下のようなことを、勧めたくなった。

――夕方、羽田空港から千歳へ飛ぶ。レンタカーを借りて、千歳市内のビジネスホテルに泊まる。翌朝、4時に起き、ちとせインターゴルフクラブの早朝コースを回る。

ホールアウトの後、コースに付設されている、公衆浴場で休む。午前11時前、近くにあるゴルフ練習場に行って、近郊のゴルフ場を紹介してもらい、同時に割引券も貰う。紹介されたゴルフ場でプレーする。

夕方、千歳空港から東京に帰る―――

どうでしょう。ディープといえばディープ。ばかばかしいと思えばばかばかしく……


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▲コースのそばから千歳の市街地が広がっている

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▲早朝のコースならではの長い影。これも朝ゴルフの趣

最も北海道らしいコースを回った

2007年08月16日

夏の1日、御前水ゴルフ倶楽部(苫小牧市美沢114、電話0144・58・3311)を回った。初めてのコースだ。

自然がすばらしい。

存分に残された自然林、縦横に走る川、各所に潜む大小の池…。コースに隣接して大きなサラブレット牧場「ノーザンホースパーク」が広がり、優駿が駆け回っている。

「北海道らしさ度」は10点満点の8点というところか。(世界遺産の知床半島を10点、札幌のススキノを3点とした場合の8点である)

その数日後、東京の友人から電話が来た。「札幌圏で、最も北海道らしいゴルフコースってどこ?」。そう尋ねてきた。仕事の関係の人と一緒に来るので、北海道らしさを十分に味わい、喜んでもらいたいという。

それまで私は、こんな質問をされると「札幌市豊平区の奥に、ツキサップというコースがある。そこなら間違いないよ。ホールが自然林によって完全にセパレートされているし…」と推すことが多かった。

しかし、今回は御前水を挙げた。「御前水がいいんじゃない。水あり、木あり、近くに馬もいるよ。千歳空港から車で30分程度だしね。プレー代やサービス面も総合して、外さないと思うけど」

「高いんじゃない?」
「手元に練習場に置いてあった割引券があるけど、例えば8月初めの土日で食事が付いて15900円と書いてあるけど、どう?」

「えっ、それで良いコースなの。安いね」
「東京の相場はよく知らないけれど、北海道はこんなものかな。もし飛行機とのパックを使わないなら、この割引券送るけど…」

コースの推薦には勇気がいる。遠くからそれなりの費用をかけてくる人に示す場合はなおさらのことであり、友人からの仕事絡みの問い合わせであれば、背筋も伸びる。

諸メディアが「人気ランキング」の類を実施しているが、広く説得力を持つのはこれからだろう。

値段との関係をはじめ、高速道路インターからの距離、コースを取り巻く自然の様子やコースレイアウト、グリーン周辺の整備状況などが複雑に絡み合う。たまたま当たったキャディさんの技量や人柄もコース全体の印象に大きな重みを持つだろう。

要するに、1回や2回ラウンドしただけで、断定的なことは言えないのかもしれない。

個々のプレーヤーが求める事柄で様相は大きく変わる。

しかしどうだろう、足を踏み入れたコースへの思いを、たとえ主観的であれ、その場で積極的に発信するのは悪いことではない。

ゴルフ関連の各サイトに「プレーヤーの評価」というコーナーがあり私は愛読している。よく知っているコースへのコメントには興味が膨らむ。たいていは辛口の内容で、コースに厳し過ぎるのではないかという部分も多いが、経営者が肝に銘じるべき指摘も少なくない。

北海道のゴルフ環境をみんなで向上させたい。
そうして道外から多くの人に来てもらい、お金を落としてもらいたい。

さて「最も北海道らしい」御前水コースでの私の初ラウンドの結果は、林への打ち込みや池ポチャなども交じり、トータルで92点。

アーア、北海道の自然は一筋縄では行かないよ。

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      ▲ホールごと広い自然林に囲まれた御前水コース


 <口からシャンク>
「池ポチャとかけて、離婚経験者、と解きましょう」
「その心は?」
「バツ1でしょう」

宝物のゴルフネクタイ

2007年08月09日

  一本のネクタイがある。
  ゴルフ柄のものだ。

  先月、職場が変わり、送別会の席で、仲間たちが「餞別です。お元気でね」と笑顔でプレゼントしてくれた。

  地は濃紺。大き目の格子柄が広がり、格子の材の部分にクラブ、材と材の間にボールがかたどられている。また目を凝らすと、各所にプレーする人間の姿がシルエット状に織り込まれていることが分かり、おしゃれ感が漂う。

  ブランドは「YOSHIE INABA」。有名だ。値段は聞かなかったが…。

 調べてみると、ゴルフネクタイも長い歴史があり、形も柄もさまざま。ど派手でゴルフコンペの
景品に使われるタイプが多い一方、有名ゴルフ場のロゴが小さく入るだけの地味な高級品もある。

 今回の私のネクタイは、遊び心とベーシックな実用性がほどよく交じり合う逸品である。

 新職場に移って間もなく、社外の人を多数招いた会議があり、私がその司会を務めた。

 このネクタイを初めて締めて、司会の席についた。会議は山あり谷あり。池もバンカーもあった。


 しかし、なんとかしのぐことができた。途中から、元の職場の仲間たちの声援が聞こえてきた気がした。

 ありがたいなあ。

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▲仲間からもらった宝物のゴルフ柄ネクタイ


             <口からシャンク>
「ネクタイとかけて、夜間営業のみのショップ、と解きましょう」
「その心は?」
「朝にシメます」

プロフィール

プロフィール

川人正善
かわひと・まさよし。55歳。北海道新聞社員。ゴルフのオフィシャルハンディは14.4。高校・大学と落語研究会のメンバーで、落語鑑賞・口演を通じての交流もめざしており「らくごるふ」は「落語流布」の意味も。妻に3女。余市町生まれ。
へぼゴルファーの喜怒哀楽を、同好の仲間たちとの交友、北海道のゴルフコースの雄大さを交え描きます。

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