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お岩さんになったオパ

2011年05月29日

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 (右ほほのイボが化膿した 痛くなるから触らないで) 

朝、起きだしたら

ユウが「どうしたの オパ」

と大慌て

ワタシはなんのことかとびっくり

「こんなに腫れ上がって お岩さんみたい」

どうやら右目横の治療を終えたイボを無意識に

引っ掻いたらしい

そういえば顔半分がいずい

ヨシは横浜へ母親の介護旅行で留守

あわてたユウは盲導犬協会にSOS

あいにく老犬ホームの辻さんは出先回り

諏訪先生も仕事で外出

「オパ ちょっと我慢してね」

夕方、とりあえず老犬ホームへ

ちょうど諏訪先生が帰ってきて診察した結果

「引っ掻いて黴菌が入ったのでしょう」

「しぼっておきましょう」

腫れたところを遠慮なしに手で押して液を出した

「我慢出来たが、相当痛かった」

患部の回りの毛をそられて薬を塗られた

諏訪先生の毛の刈り方はうまくない

まるで目が三つに増えたみたい

「抗生物質を飲ませてください しぼるのも」

赤と黄色の色のカプセルをもらって帰ってきた

横浜のヨシに連絡

「オパの顔半分が腫れ上がって大変だったの」

少し大げさかなと思うけど

翌日、ヨシが帰ってきてワタシを見て

「本当だ  目が三つある」

ユウは「傷口を押して液を出すのは可哀想でできなかった」

3日が経ってようやく腫れは引いた

抗生物質がきいたらしい

それでも傷口が盛り上がっている

歳は取りたくないものだ

あっちこっちに故障が出てくる

お腹、胸、後ろ足と前足の付け根に腫瘍

頭はイボだらけ

目は三つ

「食欲があればいいよ そうだろう オパ」

喜んでいいのかなあ それって

オパ、縄文のクリの若葉と出会う

2011年05月24日

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(花が咲いて実がなるのかな)

ヨシがヘンなものをワタシの鼻先に持ってきた

6000年ほど前に北海道に渡ってきたクリの木の子孫

2月に行われた「北海道縄文の四季シンポジュウム」

のお土産にもらってきたクリの実を

4月末にポットに移したら

最近になって芽生え、みずみずしい葉が広がりだした

よく見ると、どう見てもクリの葉っぱ

「オパ よく見てご覧 可愛い葉っぱだよ」

でも、食べられないじゃん

「モモ、クリ3年~て言って、実が稔ったらオパにもあげる」

なに! 3年後、ワタシは18歳になっちゃう

「食べたかったら、長生きするんだよ」だって

九州や四国に生えていたクリの木は

気候の温暖化で、やがて南北海道に

道南の縄文人の食と、木材として住を支えたという

森町の「茅部の栗林」は有名らしい

芽が出てきたのは茅部からもってきた実

「ふーん」

ジャーキーかビスケットの方がいいや


老犬通信第5号

2011年05月22日

盲導犬協会から老犬通信第5号が届いた

発刊から1年で5回も頑張って出してくれたんだね

ご苦労さま

ワタシはこの通信をとても楽しみにしている

仲間の様子や生活上、注意しなければならないことなどが

丁寧に書かれているから

通信によると今、老犬ホームにいるのは5頭(うち1頭は職員宅)

委託頭数は33頭、うちワタシみたいな盲導犬の引退犬は23頭

他は繁殖犬の引退犬が7頭、PR犬の引退犬が3頭だって

みんな頑張っているなあ

ラッグス父さんは19歳だし、16歳が6頭、15歳が5頭

14歳10ヶ月のワタシなんか、まだまだ若造かな

「委託犬の出来事」のコーナー記事は手稲にいるDくんのこと

16歳と7ヶ月で、寝たきりになって1年が過ぎたとか

協会から借りたエアマットを使っているので床ずれはなし

でも、食欲がなくフードをミキサーにかけてペースト状にしたものを

なめているだけらしい

食欲旺盛なワタシとは大違い

筋肉が落ち、体がこわばって柔軟に動けないとか

ご主人は食事、寝返り、排泄などの介護でDくん中心の生活

夜は添い寝をしているらしい

やさしいご主人でよかったね 
 
 Dくん がんばろうね

協会では、そんなご主人の疲れを考えて、時々は

老犬ホームに預けて休息をと勧めているようです

それと通信の最後に岩手県で働いていて震災に遭遇した

ティムくん(13歳)が一時預かりで老犬ホームにきています

ワタシもなんどか会ったことがあるけれど、いい仲間だよ

被害地が復興し、早く飼い主さんの元に帰れるといいね

今度、協会であったら仲良くしてやろう

ご主人と会えなくてさびしいだろうから~

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首筋にぶすり 春の定期健診

2011年05月17日

  (体重計の表示はうれしいことに32・1キロ)

盲導犬協会で、春の定期健診があった

そんなもの今さら受けたくないけれど

強引にユウに連れていかれてしまった


  前、後ろ足のつめきり

  体重測定

  血液検査

  三種混合予防注射

奥村お姉さんや辻さんが文字通り手取り足取りでやってくれる

問題の体重は32.1キロで減少傾向

でも獣医の諏訪先生は「引退時は26キロでしたから6キロオーバーです」

「2リットルのペットボトルを3本も抱えているようなものですからね」

重い体重は足に負担がかかっているはずとも~

また食事の量を減らされるのかな

  心配になる

三種混合ワクチンの接種は首筋にぶすり

一瞬だったけれど痛くてギョッとしてしまった

これで終わりかと思ったら、新しいイボが見つかって追加治療

おでこ2箇所、目のふち2箇所、鼻に1箇所、やられた

  想定外の治療となってしまった

全部にかかった時間は45分くらいかな

  長かった  長かった

コラーゲン、グルカン、乳酸菌を受け取って帰宅

そうそう6月から飲み始めるフィラリアの予防薬ももらったっけ

ワタシのことを考えてくれての検診だけど

             がっくり疲れた


弟分がやってきた

2011年05月13日

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(背中に乗ったジャックと迷惑そうな顔のワタシ)

ジャック

ワタシの弟分の名前

生まれてまだ半年にもみたないチビッコ

テリア系で、体重は3キロちょっと、体長は30センチぐらいかな

ちょん切られた尻尾が上に向かって立っているのが可愛い

ヨシの孫のMちゃん(小4)がご主人

イヌがほしい、ほしいとの思いがやっとかなった

先日、ワタシに見せに連れて来てくれた

Mちゃんはワタシのウンチを拾ったりしてくれていた

きっとジャックの良いお姉さんになるかもね

まあ、小さいこと

なにしろワタシの十分の一以下

わが家に来るなり、家中を走り回って元気ぶりをアピール

ワタシの足の間を駆け抜けたり、生意気にもワンと脅したり

イヌ嫌い?のワタシは少しへきえき

「ジャックだめ オパールが嫌がっているよ」とMちゃん

ワタシはこそこそとみんながいる場所から逃げ出した

でも、若さっていいな

自分の体長の二倍もあるソファの上にぴょんと飛び乗ったり

肘掛から飛び降りたり

足が弱って、最近はユーターンもままならなくなったワタシ

夢の中で、若かったころに戻って走ってみよう~と

ひやむぎの季節到来

2011年05月08日

(ひやむぎ、そうめん、スパゲティ  長いものが大好きなワタシ)


なぜか長いものに目がない

数日前は立夏だった

ユウは「オパの好きなものをあげようかな」

そう言いながら、ひやむぎを茹でて食べさせてくれた

暦の上ではもう夏

家の近くの円山公園のサクラもまもなく盛りに

先日、連れて行かれたニセコ周辺では

種ジャガイモの植え付け、豆のタネまきも始まっていた

雪もほとんど消えて、木の芽も膨らんできた

寒いのが嫌いなワタシには嬉しい季節の到来

ノドを通り過ぎるひやむぎの感触がたまらない

噛まないで、いくらでも飲み込める

ユウはいたずらしてワタシの鼻の上にひやむぎをたらす

それを長い舌で上手に取り込むのが面白いらしい

まあ、いいか、そのくらいのことは

長いものが食べられるなら

札幌の家でもヨシは庭の菜園に石灰をまいた

「オパが好きなミニトマトを植えるからね」

これから美味しいものがどんどん出てくるぞ

ヨシの職場を訪問

2011年05月02日

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(ヨシの足の間に頭を入れて邪魔してやった)


 ヨシはこのところやたらと忙しい

 あまりワタシに付き合ってくれない

 しょうがないから、先日はヨシの職場(?)に

 押しかけてみた

足などに障がいがある人たちが働く「シュリーの店」

17店舗を運営する財団法人さっぽろシュリーの事務所

4月からヨシは理事長とかを任されたらしい

中央区北8西23やちだも公園の前にある事務所は

段差がなくて入り易い

ワタシには好都合だ

ヨシはテーブルの上に書類を置いて判を捺していた

事務所のお姉さんや所長さんはみんな犬好きらしく

ワタシを大歓迎してくれた

床がピータイルで滑るのは気になったが~

 「元盲導犬だから、落ち着いていて風格があるね」

 というほめ言葉はうれしい

「甘いものをあげたらだめなんでしょ」に

「そう、だめなんです」と

  冷たくお断りするヨシ

「そんなことはない。こちらは遠慮なくいただくのに」

「さあ、帰るよ」で、職場訪問は終わり

 クツの修理が主な仕事ならワタシの足に滑らないクツを

 作ってはかせてくれないかなあ


プロフィール

プロフィール

オパール
 日本初(?)のブロガー犬。16歳、雌。新潟県長岡市で10年間、盲導犬として働き、2008年夏、引退。生まれ故郷の札幌に戻り、リタイア犬委託ボランティアのヨシ、ユウと暮らす。

ヨシ(児玉芳明)
 2008年夏、プロサッカー運営会社を退職。いくつかのボランティアをしている。パピーウォ―カーとして5頭の盲導犬候補犬を育てた経験を持つ。元新聞記者。

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