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最後にしてほしいなあ

2010年02月21日

 
    (S先生からイボの具合を診てもらうワタシ)

   「もう、いやだな」
イボの治療にまた連れて行かれてしまった

足や頭に出来たイボは良くなってきたのだけれど
右目の横のが大きくなって、直るのが遅い

協会のS先生は「イボの周りが良くなっていないね」
そう言って液体窒素で冷やしたカンシで、また焼かれちゃった

しかも、「もう一度、やりましょう」だって

今度こそ、最後にしてほしいなあ

ヨシとユウは1月の末に罹った急性膀胱炎のことも
尋ねていた

  「オシッコの間隔が短くなったようなのですが」

  「そうですね、膀胱炎のあとは、しばらくそういうことも」

   家の中で、お漏らししたことも言われちゃった

動物病院での結果をユウが報告
「それなら大丈夫でしょう」と

  ほっとしました。ワタシも

  なんとなく、衰えを感じている後ろ足

「立ったり、座ったりするときに、よろけるのですが
筋や骨に異常があるのでは?」  

    ヨシがたずねる

「うーん~」とS先生
老化からとは、はっきりは言わなかったけれど

「体重が負担になっているかも」

 ヨシはやぶへびだった、という顔をしていた

ずっと一緒に

2010年02月17日


  
「ずっと一緒に 盲導犬が老いたとき」
  (ぶんか社、田中真由美著)

ワタシにとって気になる本(上の写真)が最近出版された

年をとって盲導犬として、仕事が出来なくなった
パートナーのカンちゃん(カンタス号)を引き取り、見送るまでのお話

盲導犬は引退後、ワタシのように、委託ボランティアのところで
過ごす犬がほとんどだけれど、カンちゃんみたいな例もあるんだね

著者の田中真由美さんはスティーブンスジョンソン症候群という
病気にかかり視力が0.01.夫の保さんは全盲

結婚後、保さん(たもっちゃん)はカンちゃん(ラブラドール、オス)を迎え
楽しい二人と一匹の生活が続く

 14歳2ヶ月、カンちゃんはハーネスを外す時が来た

 そんな年まで働いていたんだ      すごいな

 13歳6ヶ月のワタシは感心してしまった

引退した盲導犬を引き受けると、次の盲導犬は貸与されない

保さんと真由美さんは、それを覚悟でカンちゃんとの生活を選んだ

日常生活を支えるパートナーがいない不便、それに老後の介護

「それでもカンちゃんと別れるなんて、考えられませんでした」

  15歳の誕生日の翌日、カンちゃんは病いで旅立つ

遺体は二人の家の敷地に埋葬され、その上できれいな花が咲いた


 ユーザーさんと、ずっと一緒にいたほうがいいのか

  ワタシのように長岡のお父さんと別れて

  札幌に帰って、ヨシやユウと暮らすのがいいのか

  ワタシにはどちらとも言えない


   「カンちゃん、ありがとう」

 最後の最後までそう言い続けたきずな 

   わかるなあ 

カンちゃんは生前、カンタス航空でオーストラリアへ行ったり
北海道旅行を楽しんだり

そんな二人と一匹の生活が、この本にはたっぷりつづられている

それに公式サイトhttp://www.moudou-dog.com/index.html
もあり、思い出写真やエピソードがいっぱい

たもっちゃんはこのあと、また盲導犬と暮らすことになるのか
どうなのか

  この本には触れられていないけれど
ワタシとしては、もう一度、盲導犬との生活を送ってほしいと思う

  たぶん、カンちゃんもそう願っていると思うから

老犬通信第1号

2010年02月12日


  (情報いっぱいの老犬通信創刊号の一面)


  ちょっと遅くなってしまったけれど
   盲導犬協会から待望の老犬通信が発刊されました

「老犬ホームの様子や委託先の犬たちの様子、また、
   老犬達が迎えるさまざまな出来事、協会の情報などを
     取り上げていきたいと考えております」

       これが発刊の言葉です

老犬ホームにいる犬の状況や新たに委託先に出た犬や
 委託中の中の犬の名前も

      この中にはワタシの名前もありました

 悲しいことには死亡した5頭の仲間の名前が
  ~いつまでも忘れない・・・愛しい君~ の言葉を添えられて

   10歳のジャムから15歳のアクトまで
 脾臓の腫瘍が2頭、悪性腫瘍2頭、急性リンパ白血病1頭

  ご苦労さま  もっともっと長生きしてほしかった

 新しく老犬ホーム担当になった奥村しおりさんの横顔紹介もあるよ

 奥村お姉さんはテレビで紹介された老犬ホーム担当の先輩
 辻恵子さんにあこがれ、夢だった盲導犬協会に入ったんだって

 ワタシも奥村お姉さんにはお尻を洗ってもらったり(恥ずかしい)
    いろいろとお世話になっています

  このほか委託犬の周辺で起きたことや病気のことも

   一番うれしかったのは、今号のメインテーマ
     ~協会を活用しよう!~ の記事

   お風呂に入りに来てもいいんですって
   ジャグジーがあるのを知らなかった

  気持ちいいだろうな
  嫌いなイボの治療などで協会は敬遠気味になっているけれど

 それに、なんとアロママッサージもしてくれるんだって
  
  マッサージをしてくれる人は今、産休というのは残念

 早く産休明けして、マッサージをしてくれないかな
  可愛い赤ちゃんを連れてきて見せてくれればなおいいし

  A4版二つ折の4ページだけど、こんなに内容は充実していて

     次号が待ち遠しいワタシです

  

    

こじれたイボ

2010年02月08日

 
  (ユウにイボの手当てをしてもらう)          (目が三つだなんて~)


急性膀胱炎でみなさんにご心配を、おかけしました
    もう、大丈夫です

 でも今度は、顔の右目横に出来たイボが、こじれてしまった

 じゅくじゅくして広がってきた

 「目が三つあるみたい」。ユウはそんなひどいことを言う

 かゆいし、いずいし。 無意識に右前足で掻いてしまう
 そうすると、出血して自慢の美顔を赤く染めてしまう

盲導犬協会からもらっている抗生物質「エルタシン軟膏」の出番

ユウはめん棒に薬を付けて患部に塗布してくれる
冷たくて気持ちがいい

  そのあとに丸い絆創膏を張ろうとするけれど
  それは無理

  毛の上なので上手に貼れない 

それでも、しだいに乾いてきた
「やっぱり協会でみてもらおうか」

ほかのイボは順調に小さくなっているのに
      「早く直さないと、また液体窒素治療をやられる」

                      ワタシはあせっている

 

甘え過ぎと叱られる

2010年02月03日


  (自分のベッドよりヨシの足元が好き)        (こんなに薬を飲んだんだ)

急性膀胱炎は、もうかなり良くなったみたい
安心したヨシはスキーに出かけて、一両日留守番をさせられた

その間、ユウがきっちりと薬を飲ませてくれた
そのせいか、トイレの回数はふだんより増えたけれど

血尿が出てから7日が過ぎ、薬のカラがやまとなった
「こんなに飲んだんだ」とびっくりする

トシをとると、こうやって、病気をし、薬を飲む回数が
多くなるのかなあ 

薬の袋に「児玉様 オパールちゃん」と書いてあった
「ちゃん」はないんじゃないの     スーパーシニアなのに 

でも、この7日間、ヨシもユウも優しくしてくれた
ちょっと体を摺り寄せると「オシッコなの」「オヤツ?」

すぐ外へ連れ出してくれる
少し寒いけれど、よその犬が残した気配を胸いっぱいかげる

あっちへウロウロ、こっちへウロウロ

無理に歩かされないし、たまには病気で
心配かけるのもいいもんだ

               オヤツをもらえる回数も増えた

家の中でも、自分のベッドにいるよりは
二人の足元でながながと

横になったり
 退屈したら、鼻で突っついたり

   「甘ったれないで!もう直ったんだから」

   と、叱られているが

   いったん、味をしめた甘えはそうそう直らないヨ


プロフィール

プロフィール

オパール
 日本初(?)のブロガー犬。16歳、雌。新潟県長岡市で10年間、盲導犬として働き、2008年夏、引退。生まれ故郷の札幌に戻り、リタイア犬委託ボランティアのヨシ、ユウと暮らす。

ヨシ(児玉芳明)
 2008年夏、プロサッカー運営会社を退職。いくつかのボランティアをしている。パピーウォ―カーとして5頭の盲導犬候補犬を育てた経験を持つ。元新聞記者。

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