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晩ご飯を2回食べちゃった

2009年08月30日


 (「ご飯の時間だよ 忘れていない」とひざに頭を乗せて催促するオパール)

「おやっ ボクがやったのに!」とヨシ
「オパール もう食べたって言わなくちゃだめじゃない」とユウ
晩ご飯を2回、食べちゃった

先日、こんなことがあった

食事の時間が来て、ヨシから作ってもらって食べた
オカラと牛肉を煮たのにドッグフードと牛乳をたっぷり
とても美味しそうなご飯

帰宅したユウはそれを知らないで
「遅くなってごめん」
そう言って、また作って食べさせてくれた

せっかくだから、遠慮なくいただいた
ユウはおおあわてで「食べたって言いなさい」
それがいやなら「少しにして」でもいいのに~

舌なめずりして満足げに横になっているワタシ
「お腹をこわしたらどうするの」
2人は不安げだったが、心配は無用

翌日の排泄物は多かったが、何事も無かった
ワタシたちラブラドールはとにかく食欲がある
出されたものは、あるだけ食べる

また、こんなことがないかなあ

ヨシのひざに頭を乗せて今日も催促してみる

元気でネ オパールへ誕生日カード

2009年08月28日

オパール
13歳の誕生日
おめでとう!!

ブログはいつも見ています
優しい児玉さんご夫婦に
めぐり会えてよかったですネ

会えなくてざんねんですが
元気でネ
       藤田

昨年の7月まで10年間、連れ添った前のご主人
藤田お父さんからの
Birthday Card

ピンクのカードを開くと白い紙を折りたたんで作った
Birthday Cakeが飛び出してきた
一番上にはオパールが好きなイチゴの絵

ロウソクも書き込まれている
8月18日の誕生日にステーキはあったけれどケーキはなかった
新潟のお父さんは知っていてくれたのかな 好きなことを

紙のケーキは食べられなかったけれど
その代わりに越後産のモモと梨が、そのあとに届いた

ヨシはさっそく箱を開けて見せてくれた
「食べたい?」
前足をゆすって、催促すると切ってくれた

モモはしゃぶしゃぶと
なしは、さくさくと歯ごたえがたまらない
「オパール 私たちにもちょうだいね」とヨシとユウにもおすそわけ

現役の盲導犬は排便の関係から食事はドッグフードだけが原則
引退したから、なにを食べてもいいんだよね
でも、あまり食べると果物でも太るからネ

そうかなあ

藤田お父さんは8月末に盲導犬協会主催のユーザー研修会に
オパールの次に受け取った、ウリエルを連れて出席するはずだった
それが選挙で、市会議員の藤田さんは忙しくなり急遽とりやめた

一年ぶりの再会は出来なかった
「でも、年内には会いに行くから~」
藤田さんも、オパールもそれを楽しみにしている

ありがとう  そしてさようなら

2009年08月24日


(藻岩の山並みを背景に、遺影に向かって弔辞を述べるKさん)

「ありがとうシェル 一緒にいっぱい歩いたね」
「いっぱい迷ったよね」
「7年間、ほんとうにほんとうに ありがとう」

「あちらで仲間のワンちゃんと仲良く遊んでね」
「私もお父さんも子ども達もやがて一緒に会えるから」
「それまで待っていてね」

「シェルが来てごみを出せるようになった」
「自分で買い物が出来るようになった」
「とってもうれしかったよ お前のおかげで」

「最後の瞬間には立ち会えなかったけれど、お骨をしっかり
だっこさせてもらった」
「さようなら シェル」

8月22日午前に北海道盲導犬協会で行われた盲導犬慰霊式
亡くなったシェル号の遺影のむかって
ユーザーだったKさんは切々と語りかけた


(お骨を碑の下に収めるユーザーら)

ヨシは協会評議員として式に参列、献花してきた
昨年の9月から今年8月までの一年間に
亡くなった盲導犬は5頭、繁殖犬1頭

式には盲導犬ユーザーやボランティアなど約100人が参列した
藻岩山を背景にした霊犬安眠の慰霊碑の前での弔辞に
涙をこらえる人、人  

「もう、これが最後だね」
そう言って、元のユーザーは碑の中へ愛犬の遺骨を納めた
いとおしそうに遺骨を両手で握りながら少しずつ

ヨシがパピーウォーカーとして育てた盲導犬候補犬5頭
のうち函館で働いたルナと岩手に行ったサチもこの慰霊碑の下で眠っている
「オパールの長寿を願ってね」 そうヨシは祈った

チベットの犬のお守りをもらっちゃった

2009年08月21日

道立近代美術館で開かれている「聖地チベット」
~ポタラ宮と天空の至宝~
ヨシが観に行ってお守りを買ってきてくれた

底が5センチ、高さ3センチ強のちっちゃな犬
緑色の体に花模様の宝石ようのものがついている
耳が垂れて目がぱっちりして、かわいらしいところはワタシに似ている

中国語なまりの日本語を話す係りの人は
「緑は健康をもたらす色ですよ」
ほかに紫など2色があったが、迷わず緑にしたと

その間、家で4時間近くも1人(1匹)で待たされて
「ごめんごめん 待たせて」
「でも、いいものを買ってきてあげたからね」

と言いながら鼻先に置いて見せてくれた
「ほら、いいだろう。健康の守り神だよ」
本当かな その後は健康のためと散歩に連れ出されてしまった

この日は札幌高等盲学校の生徒さんも美術館に
見学に来ていた
チベット展のほかさわれる彫刻「ふれるかたち」を体験したという

北のユニバーサルデザイン協議会に関わっている
ヨシは生徒さんがどうやって見学するのかにも
関心があって、そばから見てきたと言っている

生徒さんたちは目が不自由であっても
マニ車を回したり、ホルンのような楽器の音を
レシーバーで聞いたり楽しそうだったらしい

さわれる彫刻では美術館ボランティアの解説
をたよりに、佐藤忠良の「演劇生」など9点の
触感を

 
(建物のデザインがわかる模型を持つ係員) (作品解説文には全てに点字が)

ヨシは数年前にフィンランドのヘルシンキにある
キアスマ現代美術館を見ている
ここでは作品全部に点字の説明があった

また目が不自由な人のために、手に持てば美術館全体
のデザインがわかるアルミ製の軽い模型が用意してあって
さすがユニバーサルデザインの国と思ったという

障がい者、高齢者、外国人などだれにとっても楽しめる
気配り、心配りが美術館や博物館などにも
もっともっと広がっていけばいいね

元盲導犬のワタシもそう思う


わーい誕生日  ステーキのご馳走だ

2009年08月18日

今日、8月18日はワタシの13回目の誕生日
朝からヨシもユウも「おめでとう もっともっとがんばるんだよ」と
ワタシにとって、それはいいけれど約束の夕食が気になる

いつもは6時半が晩ご飯の時間だが今夜に限って7時過ぎまで出てこない
「どうしたんだろう」  ヨシのひざを突っつく
ユウの回りをうろうろする

「ちょっと待ちなさい。お行儀良くして」
そう言ってユウはランチョンマットを持ち出して居間の真ん中へ
いつもの食器にはドッグフードとリンゴに牛乳

その横の白い大皿に、よく見るとステーキ
付き合せにはインゲン、トマト、トウキビにバナナ
大好きなものばかり

ロウソクも前に置かれている
「おあずけだよ」と言ってヨシは写真をぱちぱち
「おめでとう  よし、食べてもいいよ どっちから食べるかな」

 

ふだんの食器から食べ始めた
「当然さ 美味しいものは最後にとっておくのがワタシのくせ」 ほんとかな
あっという間にドッグフードとリンゴはなくなった

さてと次はご馳走に
まず、バナナ、そしてトマト 丸いままは苦手だが切ってあれば好物に
牛肉にもとりかかる

国産牛の上物とか
なんでもいいが、これはおいしい
「少しゆっくり味わって食べたら」と言う声は耳に入らない

鼻の上にトウキビのカケラを載せて フーと大きな鼻息を
満足 満足  あとはベッドの上に、ごろり
「毎日が誕生日だといいな」

食事の前に新潟の藤田お父さんからも電話が
ヨシが受話器を耳にあててくれる
誕生日を祝って 「オパール 元気かい」と懐かしい声が流れて来た

ブログを読んで、今日が誕生日と知ったオパール・ファンの方々からも
おめでとうのコメントが寄せられた
「まだまだお若いですから、散歩を嫌がらずにこれからも楽しませてね」などなど

藤田お父さんは選挙もあって、急にこれなくなってしまった
でも、持ってきてくれる予定だった誕生日のお祝いは送ると言ってくれた
食べるものらしい 「秋には会いに行きたい」とも言ってくれたし~


オパールの夏休み

2009年08月17日

札幌は暑い
ワタシたちにとって、夏はつらい
びっしり毛がはえているうえ汗腺がない

昼間は家の中で、はあはあ言ってはうろうろ
夜はレンガのペチカに頭と背中を押し付けて
眠っている

見かねたヨシが、避暑に行くかと連れ出してくれた
車に乗るのはイヤだけど、涼しいところに行くのなら
ニセコに、お盆前からやってきた

確かに涼しい
風がさわやかだし、緑が多いのにはほっとする
夜も持参の布団の上でもなんでもない

周囲に芝生の広場が、あちこちにあるのも助かる
足裏の母球があいかわらず皮がむける
オロナインなどを塗ってくれるが、触れられると痛い

涼しいからか、いつもにも増して食欲がわく
キャベツやオカラに鶏肉などを煮込んで
ドッグフードを混ぜてくれる

デザート付きなのもうれしい
一番の好物は雷電スイカ
実が硬めなので食べ応えがある

ユウが三日月型に切ったものをくれる
しゃぶしゃぶ
「青いところまで食べないの」と言われてしまう

メロン、桃。この季節はたまらない
食べたくないものはキュウリくらいかな
トマトも切ってくれればOK

ニセコにはヨシの孫のミオも一緒だ
去年はワタシにうるさくまとわりつくので逃げ回って
いたが、最近はこちらの気持ちがわかってきたらしい

しつこいことはしないし、オシッコなどにも
連れ出してくれる
その上、ときどきお菓子を分けてくれる

明日、18日はワタシの13歳の誕生日
長岡市の藤田おとうさんからも
「18日はオパールの誕生日ですね」とメールがきた

ヨシは誕生日のお祝いに牛肉を買ってくれるらしい
藤田お父さんには、22日午後4時半から
盲導犬協会で再会することも決まった

待ち遠しいな
誕生日の牛肉と
藤田お父さんとの再会が

日航機事故・坂本九ちゃんと盲導犬アン

2009年08月12日

24年前の今日8月12日、日航ジャンボ機が群馬県山中に
墜落、520人の犠牲者を出しました
現場上野村では灯篭流しや慰霊の登山が

ヨシは新聞社の社会部デスクとして、この事故を扱った経験を
だから、この日はよそ事とは思えないようです

それだけではないらしく


 (左下の写真は九ちゃんとアン 1983年撮影=札幌モーニンングロータリークラブ会報から)

520人の犠牲者の中に、歌手の坂本九ちゃんがいました
九ちゃんはヨシが育てた盲導犬アンとテレビ(STV)に
出演しているのです

いつもワタシが寝ているペチカの前で
九ちゃんのひざで甘えて
カメラにむかっている写真も残っています

庭で遊んでいる写真やテレビの番組「サンデー九」
の台本は栗山町の坂本九記念館に保存されています

アンはわが家で預かった5頭のパピー(盲導犬候補の子犬)
の中で、盲導犬になった初めてのイヌ
おとなしく、やさしい良い子でした

九ちゃんとのふれあいのあと、十勝の上士幌町のSさん
の目となって生活しました
Sさんは戦災で失明、聴覚もなかば失いました

アンは盲導犬であり、聴導犬の役割も担ったのです
しかし、九ちゃんが犠牲になった3ヵ月後
後を追うように3歳の若さで、腸閉塞で死亡したのです

夜勤明けのヨシは車で音更の霊園まで行き
Sさんとアンのお骨を拾って、一部をもらい受け
いまも机の引き出しに入っています

Sさんはクリスチャンであり、歌人でもありました
アンと過ごした楽しかった日々、そして失った悲しみを
歌に残しています

その歌の一部を紹介しましょう

「我が犬のすこやかなり日日々の夢さめてむなしくやみに目をとず」

「我が耳と目となりくれし盲導犬若くなんじはめされゆきたり」

「はろばろとパピーウォーカーもはせくれし分骨いらき帰りましたり」

がっくり疲れた お泊り保育

2009年08月10日

「辻さんの言うことをよく聞いて、お利口にしているんだよ」
そう言って、ヨシとユウはワタシを盲導犬協会の老犬ホームに
預けた

2泊3日のお泊り保育だ、なんて言いながら
2人はそのまま千歳へ。韓国のインチョン(仁川)
で開かれるJOMO CUP日韓サッカー観戦へ

「柵の間から、置いて行かないで」と鼻を突き出したのに
そのまま行ってしまった
夏休みなので、ホームには同じような仲間が10頭ほど

みんなは群れて、あちこち歩き回って騒々しい
1人でいるのが好きなワタシには雰囲気が合わない
散歩はさせられるし

「夜も落ち着いて熟睡できなかったみたい」
「寝床に入れてもすぐに起き上がってしまう」
昼間も、仲間と離れ、辻さんのあとを付いてばかりとか

3日後、やっとヨシとユウが迎えに来た
「ながかったよう 早く出して 家に帰りたい」
ユウに甘えて鼻をこすりつける

家に帰ると、おっしこもそこそこに
自分の布団に倒れこんでしまった
「あれっ どこか具合が悪いの?」

2人は心配して、保冷剤の“氷枕”をしてくれる
それからは、ずっと寝たっきり
お菓子の包みを開ける音を聞いても起き出せない

「足が痛いのではないかなあ」
「散歩が過ぎたのでは」
「一日中、わさわさしたところに居たから疲れたんじゃないか」

いろいろと2人は話し合っている
「きっと、自分のベッドに入ったら爆睡ですよ」
辻さんが予想したとおりになった

留守中に長岡の藤田お父さんから留守電があったらしい
ヨシが返電すると、22日に飛行機で来札
23日の夕方には会えるらしい 

うれしいな
別れてからもう1年以上になるんだから


通らない またがない

2009年08月07日

散歩はしないし、寝て食べての生活

でも、ほめられることはある
元盲導犬なのでバリアは避ける
狭いところは通らないし、低いものでもまたがない

ユウは台所で仕事をしているときは
ほうきを入り口に斜めにたてる
ワタシが近づいて邪魔しないように

「揚げ物しているから、オパ、そっちへ行って」
「転んだら、お前がヤケドするんだからね」

本当は、ほうきの間から入っていけるけれど
がまん、がまん

庭から家に入るところでも棒などを置けば
通らない

寝床から出てこないように高さ10センチ位の
木材を置いただけでも、またいでは出てこない

道路を歩くときは車道は避ける
かならず、歩道を歩く

歩道に車などが駐車していて通れないときだけ
車道に出るが、すぐまた歩道に上がる

「オパール、えらいね」
ヨシは必ず声をかけて、ほめてくれる

イヌ嫌いの自立犬  

2009年08月04日

ヨシの家に来て,まもなく一年
なんどか、北海道盲導犬協会の
老犬ホームに出入りしてはいるが


 (老犬ホームで寝たきりの仲間を柵の外から見るオパール)

どうも、仲間の犬たちにはなじめない
先日も、老犬ホームにいる兄弟姉妹と
会ったけれど

「顔をそむけなくてもいいじゃないか」
とヨシはいう
近寄ってくるのは相手の勝手だけれど

尻尾を振って挨拶に来たって ムダ
すうっとはなれてしまう
「この子は愛想がないのね」とユウ

群れるのは本当にきらいだ
その徹底振りはみごと、とみんなが認める
老犬ホームでの態度だけではない

外で、子犬にまとわりつかれるのも大嫌い
かといって、ほえたり、うなったりもしない
「だから、いいじゃない」

それがワタシの個性
自分をイヌと思っていないこともあるし
ヘンな人間よりよっぽど、人間らしい自立したイヌだよ


シャンプーにうっとり  でも体重が

2009年08月02日

先日、初めて道盲導犬協会へシャンプーをしに出かけた
自宅の風呂場やスーパーのレンタルシャンプー
ルームは利用したことはあったけど


  (広い洗い場で全身をごしごし)
 
シャンプー用の施設は台があり、使いやすい
シャワーが付いていて グー
ヨシとユウは防水前垂れと長ぐつスタイル

たっぷりシャワーで全身を濡らしたあと洗剤を
まんべんなくかけて二人がかり、4本の手で
ごしごし

 
  (頭へのシャワーでうっとり)         (久しぶりの太陽で天日干し)

頭から足の先、しっぽまで、すみからすみまで
初めは台の上にいるのに馴れなかったけれど
シャワーの感覚に次第にうっとり

顔へのシャワーも平気、平気~
「オパールはおとなしいね」と老犬ホームの
辻さんからも、お褒めのことば

洗い終わったあと、何枚も何枚もの
バスタオルで体をふきあげてもらった
天気がいいから、外で乾かすことに

近くの川沿いの散歩道を歩いたり
体を日にあてての天日干し
洗ったあとの抜け毛が青い空に飛んでいく

「顔もきれいになったよ」とユウ
8月末に札幌へ来る、前のご主人の藤田芳雄さん
に会う準備は一つ終わった

でも、協会で体重をはかってもらったら
なんと34.6キロと減量努力は効果なし
32キロくらいにはなっていると思っていたのに

やっぱり運動不足かなあ
オヤツは食べたいし

プロフィール

プロフィール

オパール
 日本初(?)のブロガー犬。16歳、雌。新潟県長岡市で10年間、盲導犬として働き、2008年夏、引退。生まれ故郷の札幌に戻り、リタイア犬委託ボランティアのヨシ、ユウと暮らす。

ヨシ(児玉芳明)
 2008年夏、プロサッカー運営会社を退職。いくつかのボランティアをしている。パピーウォ―カーとして5頭の盲導犬候補犬を育てた経験を持つ。元新聞記者。

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