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★ 旬の花 2.キタミフクジュソウ ★

2013年05月01日

フクジュソウは「春の妖精」と言われます。根室地方では雪解け直後に花を開かせ、夏まで
葉をつけると、さっさと枯れ、あとは地下で過ごし、春をまちます。

おばんです。小太郎でごじゃります。


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                  ◆  旬の花 2.キタミフクジュソウ  ◆

雪解けが遅れたせいで、フクジュソウが今、花盛りです。雪で押し付けられたミズナラの枯葉
を押しのけて、一斉に花が開きました。


フクジュソウみたいな生活史を持つ草花を総称してスプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)
といいます。儚い春とでも言いましょうか。

小柄で、地下に根茎や球根を持っています。花が大きく、華やかな色彩を持ちます。小柄は戦略
です。寒い時期に高く伸びてしまうと寒さに耐えれません。花に多くのエネルギーを割いた方がお
得です。

地下の球根や根茎は気温が低く、光が強くない春先に花をつけるためにとても役に立ちます。


(キタミフクジュソウはがく片が花弁より長く、葉の裏の毛が多いですよ)

スプリング・エフェメラルは、落葉広葉樹林に適応した植物です。落葉した森では、春先には
まだ葉が出ていません。おかげで林床には太陽の光がいっぱい入ってきます。その間に花を
咲かせ種を作り、葉で栄養をたくさん作って地下に貯めます。

木々の葉が出てきて、林床に光が当たらなくなるころ、葉は枯れて種を残し、来年に備えます。

だから、今が盛りです。

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福寿草なんていい名前の由来はなんでしょう。

プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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