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★ 春渡り 10.オナガガモ ★

2013年04月23日

春の渡りは忙しい。短期間でいろいろな種類の鳥たちが姿を見せ、北上して行く。今はなに、
と言われると・・・カモでしょうと答えます。

おばんです。小太郎でごじゃります。


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                 ◆  春渡り 10.オナガガモ  ◆

ユーラシア大陸南部の温帯から熱帯、アフリカ北部に渡って越冬していたオナガガモが北上
してきました。その数がどんどん増えてきています。これから5月にかけさらに増えてきます。

今、やってきているオナガガモはあまり留まらず、どんどん国後島方面に飛び出して行きます。
5月にやってくる群れとは越冬している地域が違うようで、寒さに強いオナガガモに見えます。


北海道から南西諸島までの広い範囲、日本で越冬していたオナガガモが一足早くやってきて
いるかもしれないと、根拠もなく考えを巡らせています。

北海道を通過して行くオナガガモは、東部シベリヤやカムチャッカ地方で繁殖するものが多い
と思われています。寒さに強く、繁殖地に早く到着した方が縄張りや巣作りにとても有利になる
はずです。


道東のような厳しい寒さの中で冬を越すカモと南の暖かいところで冬を越すカモでは、どこか
有利、不利に働く要因がないと「やってられません」はずです。

春の渡りは同じ種であっても、いろいろな形態があるのだと思います。多くの鳥が生き残りの
戦略を必ず持っているはず。それが分かれば・・・。

わからん、わからんことばかりですわ。


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プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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