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★ 春渡り 9.オオハクチョウ繁殖地へ ★

2013年04月21日

また雪です。どんどん地面が白くなっていきます。そんな中、野付半島から帰ってくるときに
32羽のオオハクチョウたちが牧草地の上を飛んで行きました。まさに北帰行の真っ最中だと
実感するシーンです。

おばんです。小太郎でごじゃります。


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              ◆   春渡り 8.オオハクチョウ繁殖地へ  ★

この1週間毎朝、毎夕、我が家の上をオオハクチョウが大きなトランペットコールを発しながら
知床半島の方に向かって飛んで行きます。

今季は野付湾に集まってくるオオハクチョウが例年に比べると多くありませんでした。寒さが
厳しくて、氷が融けるのと雪解けが遅れたせいでしょうか。多くのオオハクチョウたちが牧草地
に降りて北帰行の準備をしていたようです。

はじめの頃は4,5羽の群れが多かったのですが、ここ3日は30羽から50羽ほどの群れに
なって移動して行きます。

今朝も6時前に知床半島方面に向かう大きな群れを4群ほど見ました。日の出前に起きて待機
していればもっと多くの群れが見れたかも、と反省していました。


多くのハクチョウは昼間に移動するよりも早朝や夜に移動する数が多いと考えられています。

その理由については、「大気構造説」という仮説があります。夜は上昇気流が起きないので
乱気流が起こりにくく、大気の状況が安定していて、直線距離を長い間移動するのに適して
います。

しかも気温も低く、飛行により発せられる大量の体熱を冷やせるというメリットがあります。

天候という最大の条件が加わりますが、天候が安定すればいい旅立ちができます。


秋に再び子連れで無事に帰ってくることを祈ります。

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コメント

藤田さん。いつもコメントありがとうございます。右側のハクチョウの足、今まさに体の羽の中に足を仕舞おうとしているところだと思います。遠くまで飛ぶにはできるだけ空気の抵抗を少なくしないといけないので、足を背中の方に上げて羽の中に仕舞うところではないでしょうか。

プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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