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★ さあ巣作りだ ★

2013年04月17日

氷が消えたら、自然界に活気があふれだしてきました。自然の中にに立っているだけで湧き
出てくる精をびんびん感じます。心がわくわくしてきて、自然に体が熱くなります。

おばんです。小太郎でごじゃります。


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                     ◆   さあ巣作りだ  ◆

わが家の上空をオオハクチョウとオオヒシクイ、ヒシクイの群れが朝方と夕方に飛んで行く光景
が増えてきました。カムチャッカ地方や北極圏地方の繁殖地に向かう連中です。

そんなあわただしい時期、根室地方ではもう巣作りが始まりました。地付きの小鳥や早くから
渡って来ていたマガモたちです。中でもカラスは地道に巣材集めをがんばっています。


まだ芽吹きが始まっていない裸の木の中腹に落ちた枝を拾ってきて、しっかりした骨組みの
荒っぽい巣を完成させています。あとは卵を産む床つくり。材料の選び方で保温の能力に差が
でます。

荒床つくりの最中でしょうか。ハシブトガラスの夫婦が湿地に材料集めに来ていました。選んで
いたのは漁師が使う荒縄や細いロープの切れ端。細工がしやすいのでしょうか。

嘴にくわえやすい切れ端を選んだと思いきや、目の前に細引きのロープを見つけ引き出し始
めました。脚でつかみあげ、嘴にくわえて思い切り引っ張る。自分より10倍は長いものを掘り
起こしてしまいました。



それをどうするかなと見ていると、まあ実に上手に丸めて行きます。コンパクトで嘴で運びやすい
工夫をしているのです。お見事というしかない業です。


カラスの知恵を見せつけられるほど、カラスにのめり込みそうです。

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コメント

いいですねえ~
カラスのあの格好、歌舞伎役者みたい。
そして、最後のあの表情!

(ぴったりの言葉が出かかっているのだけど、でてこない・・・)

我家(?)のハシボソガラスは、妻にクルミの殻を割らせます。空中から繰り返し落として割ろうとしているのを見た妻が、石で割って様子を見ていたら、寄ってきて食べたそうです。その後何度か機会があって同じことをしたところ、時々クルミを持って来て、割らせて食べています。頭がいいなと思います。

プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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