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★ 春渡り 5.ヒドリガモ ★

2013年04月05日

賑やかなカモたちが姿を見せ始めました。中でもヒドリガモは数が多いので目立ちます。

おばんです。小太郎でごじゃります。


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                 ◆  春渡り 5.ヒドリガモ  ◆


繁殖期にユーラシア大陸の高緯度地方のツンドラ地帯や針葉樹林にある湿地などで過ごす
ヒドリガモ。日本で最も普通に見られるヒドリガモ。

南の方で冬を過ごしていたもの達が3月中頃から増えてきました。これから5月までどんどん
やってきます。


野付湾から流れ出てくるアマモが押し寄せる海岸線や干潟に集まります。春別川の河口は
海流のせいで多くのアマモが押し寄せ、オオハクチョウに混じってアマモを食べています。

オオハクチョウが大きいので、小さなヒドリガモは隠れるようにして存在が薄いです。ただ透き
通るピュー、ピューという声だけが目立ちます。

ときどきやってくるオジロワシに反応して一斉に飛び立つときはびっくりです。こんなにいたの
と思えるほどの数が空に舞います。その数1000羽以上。

春の息吹、群れが出すエネルギーを実感できる羽音です。


干潮で現れる干潟はまさに彼らのオアシスです。水の中に沈んでいた新鮮なアマモがいっぱ
い生えている場所が現れるからです。


春の干満は大きいので、干潟がたくさん現れます。そこにたくさんの群れが集まり、体力を
付けて行きます。ますます活気が出てきます。


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コメント

我が家の近くのヒドリもそちらへもう着いたのかな。

プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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