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★ 紅白のけあらし ★

2013年02月25日

今季最高の寒波。日本海側にお住いの皆様。5メートルを超す豪、豪、豪雪。心よりお見舞い
申し上げます。「去年も新記録と言われたけど、今年もまた新記録って言われてもね・・・」。
青森のお母さんが諦め顔でインタビューに答えていたのが、すごいぞと響いてきます。

おばんです。小太郎でごじゃります。


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                     ■  紅白のけあらし  ■


根室地方はこのところ快晴続きです。24日の朝は寒波のすごさをまじに体験しました。

いつもの日曜日と同じく4時に起床、5時に出発しました。外に出た途端、顔の皮膚に寒さが
張り付いてきました。庭の木々には樹霜がついて、暗いのに白く浮き上がって見えます。

藍味が帯びてきた東の方向に向かってミルクロードを走ります。道の両側に拡がる牧草地や
林に生える木々や枯れ草が真綿でふんわり包み込んだみたいに白い。川べりだけでなく、
原野の全てが白い。

これまで33回も冬を経験してきたけど、こんな景色は2回目です。

牧草地の中でめったに見られない「けあらし」が出ていました。樹霜で真っ白になっている木が
雪原から湧くように上がってくる白いけあらしに包まれて、浮き上っています。何とも幻想的な
シーンです。


牧舎の周りもふんわかとけあらしで霞んでいます。まだお日様が出ていないのに、風がなく
漂うけあらしです。


朝日が上がる前にオオハクチョウが眠っている野付湾の海辺に着きました。四角い太陽を
期待したのですが、水平線に雲が出ていて駄目です。水平線から10度ほどの高さより太陽
が顔を出した時、水面からわずかに立ち上がっていたけあらしが光に元気づけられ、上昇
し始めました。

そこに光が当たって、なんと、なんと、赤く輝き始めたのです。何とも大規模なけあらしです。
幽玄・荘厳・静寂。何と、自然に両手を合わせてしまいました。


すごい寒気のなせるわざ。

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コメント

言葉で表現できないシーンですね。

プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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