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★ ウソ ★

2013年02月14日

窓辺に来て食事をしているウソを見て、名前を聞かれる方に「ウソですよ」と答えると、必ず
きょとんとされます。嘘・本当のウソじゃなくて「ウソ」という本当に鳥の名前です。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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                      ■  ウソ  ■

ウソの名前は鳴き声から付けられたようです。「フィーフィー」と柔らかな縦笛のような樹冠
から湧いてくる声を口笛に聴きなし、口笛を吹くの意味の古語「うそぶく(嘯く)」が当てられた
ようです。

スズメより多少大きいのですが、頭がでかく、頸回りが太く、ふっくらした胸まわりのせいか
太って見えます。ずんぐりむっくりのイメージ。

そのためか英名は「Bullfinch」。Bullとはオス牛のこと。顔が大きく、丸太みたいな頸をした
オス牛の「おおきさ」をイメージして付けられたものと思われます。

中標津では平地から山地まで見られます。冬も平地では見られ、1年中いる留鳥に見えます。
針葉樹があるところを好み、巣は針葉樹の中に作ります。


ウソが大好きな人がおられ、外国から取り寄せたウソを飼育されています。毎年10羽以上
のヒナを育て上げておられ、その巣引きの秘訣はゲージに針葉樹を入れ、その中で巣を造ら
せることだとか。

冬場に姿を見せるウソの特徴は、なんといっても頬から喉の鮮やかな紅色です。昔よりこの
緋紅ともいわれる羽色を持つオスを「てりうそ」と呼び、この紅色のないメスを「くろうそ」と呼ん
でいます。


ウソを見るといつも米粒を付けた赤ん坊みたいに、嘴の横に食べたもののかすが付いている
ことが多いです。なんかいかついのだけどやんちゃな子供の感じがする小鳥です。


(胸からお腹が馬糞色の地味色のメスのウソ)

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コメント

時々、北の動物見たさに拝見しています。いつも、素敵な写真をありがとうございます。
2011年3月3日に載せられました、酔いどれ猫のお雛様が可愛くて可愛くて、忘れられません。もう無いとは思うのですが、どちらのお店で買われたか、教えて下さい。本来、犬のそんなユニークなお雛様があればいいのですが。あの笑いころげた猫雛が、脳裏から離れません。

プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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