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★ 氷とコオリガモ ★

2013年01月19日

今年も氷とともにスターが沖合から海岸線にやってきました。スター、スターと憧れられるのは
コオリガモです。

おばんです。小太郎でごじゃります。


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                    ■  氷とコオリガモ  ■

1月に入って続く寒波のおかげで野付湾は全面厚い氷で覆われました。そして中でできた氷
が干満の潮の流れで根室海峡に出て行きます。

流氷初日の元旦の氷を赤ん坊とすると14日の氷は厚さ20センチ以上になった、見事な流氷
になりました。

帯状になって出て行く氷が、海一面と表現したくなるほどの量になってきました。この氷の群れ
が海流と風で遠のいたり、近づいたり、激しい動きをします。

おかげで12月は遥か沖合で飛び回っていたコオリガモが野付半島に近寄って来るようになり
ました。


水深が深くて20m以内の野付半島のまわりの海は、貝やエビカニ、小魚を食べている潜水
カモにとって魅力的な場所です。

氷が現れると、氷の下はプランクトンが多く集まって来ます。それを食べに小魚やエビカニが
集まりだし、カモやカモメの仲間には絶好の餌場になります。

今時季、パートナーを得ようとメスのまわりにはオスが集まり、4羽から10羽前後の群れが
できます。そのコオリガモの群れが流氷の中を右往左往して、活発に飛び回る時期なのです。


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コメント

バードウォッチングには興味があって、餌台を作って庭に来る鳥を観察していますが、水鳥の類は、見分けがつかなくて敬遠していました。先生のブログを見ていて、今年はウォチングの対象を広げてみようかなと思いました。
受験期が過ぎたら、野付半島に脚を向けようと思っています。(修行の邪魔にならないように)

おお、懐かしや、コオオリガモ。海に浮かぶ姿は、確かにスター。大鵬同様、華があります。

飛ぶコオリガモ、美しい!

プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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