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★ 寒すずめ ★

2013年01月16日

久々にえさ台に来る小鳥です。今日は寒すずめ。カンスズメという分類名はありませんが、
身近な野鳥の代表者で、遠き昔より私たちの生活とともに生きてきました。

おばんです。小太郎でごじゃります。


(厳寒になるとスズメも脂身を食べに来ます)

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                     ■  寒すずめ  ■

京都にの東福寺に住んでいた時は、近くに伏見稲荷があったので散歩がてらによく行きま
した。表参道には焼き鳥屋が並んでいて、スズメの焼き鳥が売られていました。

スズメの焼き鳥は羽毛をすべて抜き取り、お尻から竹串を刺して頭を先にして焼いてあり
ました。頭からかじって、胸、翼、足とすすむ食べ方です。

お参りのオッチャン達がワンカップを片手に美味そうに食べていました。

もともとは穀物を食い荒らすスズメを駆除したものを売り始めたのが、伏見稲荷さんの名物
になったそうです。秋祭りの屋台みたいなものが定着したのではないかと思います。


私がいたころは中国で大量に捕られていたものが輸入され、焼き鳥に供給されていたと思
います。ですから美味くて安い焼き鳥として、すこぶる有名でした。

田んぼを荒らすスズメは田に餌が無くなると、人家の近くに餌を求めてやってきました。冬は
いつもスズメはいるものでした。脂の乗ったスズメはいつも食べる対象です。

小学校のときはスズメ捕りに夢中でした。焼酎にコメを付け込んで、雪で食べ物が無くなった
ときに撒きました。家の中からスズメたちが食べるのを観察して、ふらふらに酔っ払うのを
待ったもんです。

そんなんで捕れるわけないよとお思いでしょうが、これが捕れたんです。脚がふらついてきて
雪の上に立てなくなるスズメが出てくるのです。見極めると走って行って捕まえました。

夜はおじいちゃんが丸焼きにしてくれたスズメを、手で見事に解体するやり方を教えてもらう
のがいつも愉しみでした。


この食鳥としてのスズメを寒すずめと言います。今は絶対しませんけどね。

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プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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