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★ 厳寒のハマシギ ★

2013年01月05日

初春に 磯でたわむる 浜のシギ

正月、最初に出会ったシギはハマシギでした。

おばんです。小太郎でごじゃります。


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                ■  厳寒のハマシギ  ■

昨年の年末に姿を見せている28羽のハマシギ達です。凍り始めた野付湾内の波ぎわで押し
寄せてくる水の中から食べ物を拾っています。

海水の中を浮遊している生き物なのか、海草みたいなものか、さっぱりわかりませんでしたが
とにかくこまめに嘴を動かして捕っています。

12月からの厳しい寒さの中で南の方に渡らず、居残っています。北極圏で繁殖しているせい
か、氷が張るような気温環境でもたくましく生活できるのです。


湾内の氷の面積が-10℃以下の寒気が続いたせいで、すでに60%以上になってきていて、
彼らが餌場にする干潟がきわめて少ない。おかげで彼らを見つけた場所でしばらく待っている
と群れでやってきます。

波が来ない水辺ではゴカイの仲間を砂の中から引きだして食べ、ちょこまか動き回ります。
波が来る場所では、小波が押し寄せる浅瀬で、運ばれてくる食べ物を一所で食べます。

じっと見ていると冬の波に運ばれてくるコンブ拾いの人たちのやり方によく似ている風景です。

こういう細やかなえさの捕り方ができるから南下を遅くしても、生きていけるシギなのかもしれ
ません。

オオハクチョウがいる景色の中で飛び回るハマシギ。いい光景です。

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プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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