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★ 吹雪でもエゾリス ★

2012年12月30日

根室地方で12月に3回も雪かきをすることは過去30年ありませんでした。地面はほとんど
雪に覆われ、出ているのは湧水のところと川っぷちくらいです。エゾリスが地面に埋めて
いたものが取り出せなくなって少々困っている風です。

おばんです。小太郎でごじゃります。


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                   ■  吹雪でもエゾリス  ■


エゾリスは冬眠をしません。夜は木の洞に入って眠り、日中は食べ物を探して木から木へ
移動し、食べるものを探します。

雪が多く降ると地面に埋めておいた食べ物を掘り起こして食べれなくなります。その分必死で
食べ物を求め、動き回らなければなりません。腹が減っていれば、朝早くても出動します。

わが家のえさ台には毎日太陽が顔を出す前に、ヒマワリの種を両手山盛りに2杯置きます。
小鳥たちが近くまでやってきて待機しているからです。

女房はえさ台に来る小鳥たちを見ながら、静かにビールを1杯やるのが最高の幸せだと豪語
し、そのための演出をしているわけです。

吹雪の朝はさすがに出勤は遅いのですが、小鳥たちはそれにも負けずやって来てくれます。
期待されるとやらざるを得ません。最近エゾリスが餌の時間帯を覚えて、早朝からやってきま
す。


エゾリスは小鳥と違い、ヒマワリの種を1個づつつまんで他に行って食べません。食べだすと
お腹がいっぱいになるまで独占します。その間、小鳥たちは寄りたくても寄れず、近くの木の
枝で待機です。

強いものが独占するのは自然界ではあたりまえのことです。吹雪で雪まみれになっても硬い
剛毛で雪をはじき飛ばし、雪の中に顔を突っ込み、ヒマワリの種を取り出して食べる繰り返し。


機敏で小動きの多いエゾリスを撮るのはけっこう大変です。

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プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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