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★ ネクタイのシジュウカラ ★

2012年12月18日

吹雪の朝はえさ台にやってくる時間帯が遅いね、と白み始めた外を見ていました。えさ台
が雪に埋まっているし、こんな時は動かない方が体にはいい。それでもえさ台に定例時刻
に餌を運ぶと、気配がないと思っていたのはこっちだけ、鳥たちはすでに待っていたので
す。

おばんです。小太郎でごじゃります。


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                 ■  ネクタイのシジュウカラ  ■


シジュウカラもえさ台の常連さんです。わが家の庭では1年中姿を見ることができます。

庭に生えている樹の下の方で、幹の下や根もと、地面で食べ物になる昆虫や植物の種
などを探しています。その様子は実に巧みで、落ち葉を器用にめくったり、苔を剥がしたり
して上手く昆虫を見つけて食べています。

雪が降るとさすがにそれはできないので、樹の皮の隙間にいる幼虫を探したり、枯れ草に
ついている種を細々食べています。えさ台は彼らにとって嬉しい餌場です。

ヒマワリの種は大好きですが、昆虫が捕りずらい冬場は牛や豚の脂身が大好物になりま
す。

やってくるシジュウカラを見ていると、その特徴は胸にあるネクタイのような黒い模様です。
この黒い模様はオスにもメスにもあります。オスのネクタイは太く、お腹の方に行くほど広
がっています。その点、メスのネクタイは細くなっていきます。

(胸のネクタイがお腹に行くほど太くなっているオス)


(胸のネクタイがお腹の方に行くほど細いメス)


ですから、ネクタイの太さを見れば、オスとメスを区別することができてしまいます。

シジュウカラのもう一つの特徴は背中の緑です。地面に降りることが多いせいか、この緑
色はまわりの色合いに紛れる保護色の役割を持っています。光が当たるととても美しい
輝きを発します。

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プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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