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★ 木を下向きに降りるゴジュウカラ ★

2012年12月17日

雪が降ってから、わが家の餌台にに来る小鳥が急激に増えました。見ていて飽きないので
1種類づつ紹介してみようと思います。

おばんです。小太郎でごじゃります。


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               ■  木を下向きに降りるゴジュウカラ  ■


ゴジュウカラは我が家の餌台に1年中やってくる常連さんです。四季を通じて近くの森に
棲んでいる留鳥なのです。  

まず、ゴジュウカラ科の野鳥は世界に25種類いますが、日本にはゴジュウカラ1種しか
生息していません。北海道に棲むものはお腹が真っ白なことからシロハラゴジュウカラ
と言われています。

このゴジュウカラ、他のカラ類などに比べると大変に気が強く、餌台では先客がいても
遠慮することなくやってきます。ただその場で食べることはないので、それなりに気を使っ
ているみたいです。


ゴジュウカラは直接飛んできてヒマワリの種を持って行きますが、時々餌台の支柱の上
から下向きに歩いて下りてきます。他の鳥はしない技です。

この技はゴジュウカラの独特の行動です。木の幹を頭を下にして縦に降りたり、幹の
まわりを下向きに軽々と回っていく「木めぐり」みたいな業です。この業ができるのは日本
に生息する野鳥の中では、唯一ゴジュウカラだけです。

この独特な器用な行動は森のために大変役立っています。他の野鳥が探せない樹皮の
下や中、苔などの間にいる昆虫を探すことがたやすくできます。また、秋になると木の実
や植物の種を幹の隙間に隠したり、隙間に挟んで割ることができます。


ゴジュウカラは他の小鳥が探さない場所を探すことで、他の鳥たちと一緒に群れを作って
行動し、森を守っているのです。

秀でた業は身を助く。ですね。

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コメント

我が家の餌台にも多種類の野鳥が来ています。最近、ヤマガラが姿を見せています。このシリーズ、楽しみです。道東版『野鳥事典』が出来そうです。

こんばんは。はじめまして。
森の馬季庭のTAMOさんから貴ブログをご紹介いただきました。
素敵なブログですね。ときどきお邪魔させていただきます。どうぞよろしくお願い致します。

サラ&メルさん
ときどき覗いてください。赤ちょうちんの小料理屋のようなメニュウをご用意して待っていますよ。タモさんによろしく。

プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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