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★ 荒磯のシノリガモ ★

2012年12月04日

シノリガモがやってきています。11月初めごろから野付半島の北側、浸食が著しい半島の
付け根の荒磯で生活しています。

おばんです。小太郎でごじゃります。


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                   ■  荒磯のシノリガモ  ■

シノリガモは変わりものです。他のカモ類のように穏やかな湾内や湖、沼、河川ではあまり
見かけません。


波が荒い岩礁地帯や磯、テトラポットが防波目的で設置されている海岸を好んで、集まっ
ています。そこに張り付いて生えている海苔などの海草をむしり取って食べているのです。

もちろんそこを棲み処にするカニやウニ、貝類もよく食べています。

そのためシノリガモのシノリには「舐海苔」の意が込められているとの面白い見方があり
ます。嘴で海草をこそぎ落とし食べている様子を「海苔を舐めている」とむかしの人は見て
いたようです。


現場で観察している者としては、とても説得力のある名前の付け方です。

「舐海苔」ガモ。いいですね。


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コメント

シノリガモ、どかでお目にかかったかなあ。また会いたい。

礼文島の港の中で見てますよ。

プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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