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★ 一刻、猛吹雪 ★

2012年12月03日

朝5時30分。ラジオによると釧路は快晴とのこと。中標津の上空は曇りで1時間前は星が
見えていました。東の根室方面は晴れている確率が高いかもと淡い期待をかけて家を出
ました。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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                    ■  一刻、猛吹雪  ■

甘かった。がっくりときました。野付湾に近づくにつれ知床連峰を乗り越えてきた黒い無機
質な雲が追いかけてきました。

朝陽の中でゆったり過ごすオオハクチョウの親子を蜃気楼の風景を取り込んで撮りたいと
いう私の思いは見事にぶっ飛ばされてしまいました。

西寄りの強風とが吹きだし、瞬くのうちに花びらのような雪が横に走ってきました。さっきまで
見えていたオオハクチョウの親子の姿は灰色の紗を覆うみたいにぼやけて行きます。

せっかく太陽が水平線から登る前に着いたのに、「クソ、ミソ、タコ」と叫んでしまいました。


砂浜は波がほとんどないのに、陸から海に向かって雪が強い風に乗って流れて行きます。
水平線の境が明るいところを見ると、やっぱり太平洋側は晴れていそうです。

ダンプカーが走ってきて、うしろ姿を見たら雪煙が巻き上がっていました。こりゃ、相当な
雪の量だ。働き者のダンプの運ちゃんはこんな天候でも、早朝からせっせとお稼ぎです。


強風と雪の時はカラスも動けません。海岸の枯れ木に止まって吹雪が通り過ぎていくのを
待っています。五日前にやって来た強烈な低気圧のせいで打ち上げられた大量の貝を
一つ一つ確かめて、自分の糧にしています。

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プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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