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★ 霜の落葉 ★

2012年10月29日

朝。快晴無風、森は霜で薄化粧。

何とも爽快な朝です。太陽が少し上がるのを待って、散歩に出ました。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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                   ■  霜の落葉  ■

風がないと朝の霜は見事です。その霜は太陽の光に見事に反応し滴となり、蒸気と
なってあっという間に消えてしまいます。


(屋根に付いた霜は太陽の陽で蒸気になって消えていく)

霜が見られはじめのときの楽しみがあります。それは太陽が当たったときの森の音です。

葉っぱから、梢から、ぽたりぽたりと滴がしたたる音です。雨の音と違い、一滴一滴の音
がしっかり聞こえます。葉っぱに当たり、その葉っぱからまた一回り重くなって落ちていく。


(ミズナラの葉っぱの霜は水滴になって落ちて行きます。ついでに葉っぱが落ちる時も)

それぞれの重さで滴の音が異なります。この音の連なりが心に沁み込んでいいのです。

さらに。音が加わります。霜が融けることで、葉っぱの柄の付け根が茎から剥がれていく
瞬間に出会えます。パッカとかすかな音がして、葉が落下し始めます。

くるくる、ぱらぱら、ひらひら、すいすい、風のない空気の中を落ちて行きます。この
パフォーマンスが泣けてきます。

霜が消える美しさと落ちる滴の清楚な音、飾らない葉っぱの舞。いいじゃーないですか。


(水たまりにはたくさんの葉が。来年オタマジャクシの食べ物になる)



(散歩の道には落ち葉がいっぱい。歩くとふわふわ。)

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コメント

今日のジュジュちゃん、哲学している貌ですね。ネコ派でなくてもホレボレします。
葉っぱからしたたる滴の音、その葉っぱが親の木に別れを告げて大地に旅立つ時の音!
小太郎先生、おじいさんになって耳が遠くなっても、きっと心が憶えていて、今朝のような風景を見たとき、聞えてくると思います。
先生の自然を感じる五感にますます磨きがかかっていますね。

プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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