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★ 今週の花 ウラギク ★

2012年09月30日

もしかすると今年は見逃していたかもしれません。親子のエゾシカに気づかなければ。
珍しく干潟の草地に出ていた親子に近寄ろうと歩いて行ったときに見つけました。

薄い紫色の花びらと中に黄色の筒状花からなるウラギク。

おばんです。小太郎でごじゃります。


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                  ■  今週の花 ウラギク  ■

ほとんどの植物が敬遠する塩水をかぶる干潟に堂々と根を張り、しっかり茎を伸ばし
薄紫の花を付けていました。

しかもたくさん生えて、群生しています。最近は干潟や湿地がどんどん少なくなって
いるので群生している野生のウラギクに出会えると、とても嬉しい。


野付半島のウラギクは、ほとんどの花が咲き終わった後に咲いてくる花です。お彼岸
前後に咲くことが多いのですが、今年はすっかり忘れていました。

ウラギクの花は咲き終わると急速にタンポポよりももっとボリュウムがある冠毛が伸び
てきます。これはけっこう目立つので、見つけると「あ、しまった」となります。


この空飛ぶ冠毛のせいで、干潟のあちこちに単独で咲いているウラギクによく会います。
満潮になると海水をかぶるところに、太い茎に沢山の枝茎を広げてこんもりした感じで
紫と黄色の花をたくさんつけています。

近くで見ると可憐で、黄色と紫のあわせが絶妙に美しいのですが、遠目から見ると意外
に目立たなくなります。


別名 ハマシオン。私はこの名前の方が好きです。シオンの花言葉、「遠方にある人を
思う」にかけて、浜で彼岸のころ遠くにいる人を思う供養の花と見立てています。

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プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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