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★ 今週の風景・アッケシソウ ★

2012年09月27日

今年の根室地方は春先まではがっつり厳寒、それを引きずるかのように海霧と寒冷な
気温がお盆まで続きました。もう暑い夏はないとと諦めかけていたら、突如の猛暑。

一番影響を受けたのは植物でしょう。花がさっぱり美しくありませんでした。どの花も
彩りが悪く、くすんだような色にしかなりませんでした。

おばんです。小太郎でごじゃります。


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             ■  今週の風景・アッケシソウ  ■

アッケシソウもご多聞にもれず今年は生育が悪く、地面を這うように生えていました。
色も太陽が強く当たらないと、赤みが輝きません。

一言でいうと「しょぼい」。


でも、いいことを一つ上げると分布が広がってきたことです。私が野付半島に通い始めた
ころは、まばらにしか見られませんでした。

それがこの10年激しい波風にさらされて、根室海峡から砂がたくさん運ばれてきました。
砂地の干潟が面積を広げてきたのです。干潮満潮の時に水に浸かったり、干潟になっ
たりする環境がふえてきたのです。


それまで砂地だったところに植物が生え、海の栄養を貯めだしたのです。そのせいで、
さらに多くの植物が生えてきて干潟が緑化してきました。

その先輩植物を縁取るようにアッケシソウが生えてきているのです。能取湖や網走湖
みたいにスケールは大きくありませんが、それなりに見れるようになってきました。

縁取りの美しさがとても気に入っています。


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コメント

美しいですね。やはり砂地でないと生育は難しいのでしょうか
津波、塩害で水田から公園になって行く土地で栽培出来たらいいのに…と素人考えですみません。

プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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