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★ タンチョウの季節 ★

2012年09月25日

稲の二期作ではありませんが、牧草の二番草の刈り取りがようやく終わりました。
刈り取られた痕の牧草地はラフなゴルフコース状態になります。朝陽に照らされると
新緑のように輝き、美しいものです。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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                ■  タンチョウの季節  ■

今年はタンチョウがとても警戒が強くて、なかなか見つけづらかった。特に牧草地の
中の湿地や林に棲むタンチョウが目立ちませんでした。


それが九月に入ってから牧草地に出てくるようになって、目につくようになりました。
ヒナを連れているペアはまだ警戒感が強いのですが、ヒナを連れていないペアは
刈り取られた牧草地に出てきて、食べ物をあさっています。


長く伸びた牧草が刈られると、地面が出てきて、土壌に棲むミミズや昆虫が捕りやすく
なります。タンチョウは土の中に嘴を刺しこんで、こまめに虫をついばみます。

カラスやトビも刈り取り直後にはたくさんやってきますが、虫たちが地面の中に落ち
着くと地面を掘れない彼らは、もうやってきません。

代わりにタンチョウが現れて、ゆっくりと食事を楽しむのです。昆虫はかなりの高カロ
リーな食べ物だそうで、十分にその日の栄養を牧草地の中で賄えるみたいです。


(牧草地の近くにある雑草地。イヌタデの花の中での昆虫あさり。)

満足すると二羽で鳴き交わして、住み慣れた湿地に帰っていきます。

これからデントコーンの刈り取りが始まると、落ちたトウモロコシを食べに、近辺の
タンチョウがたくさん集まりだします。

タンチョウが見ごろな季節になります。

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プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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