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★ 幼鳥エリマキシギ ★

2012年09月26日

エリマキシギの幼鳥がやってきました。この日は4羽が見られました。広大な湾内の湿地
や干潟であまり多くはないエリマキシギに会えるのは運がいいことです。

おばんです。小太郎でごじゃります。


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                  ■  幼鳥エリマキシギ  ■

昨年の5月、半島の先の方の湿地で日本ではまずお目にかかれない夏羽のオスの成鳥
が見られました。

エリマキシギはユーラシア大陸の北極圏で繁殖するシギです。繁殖期のオスはシギの
仲間としては珍しく超派手派手の飾り羽を身にまといます。

まず眼の上に耳のような飾り羽。頸の後ろにはフワッとした襟巻に見える飾り羽が発生
します。またその色や斑紋が個体、個体で違い、背中や肩の羽、足の色まで変化に富
んで多様です。

それが渡りの時には、先の方が擦り切れて地味な羽色になって現れます。ボロボロでは
ありませんがじっくり見るときれいではありません。

ところが幼鳥は羽衣の模様が規則的で、きめが細かいパターンをして、羽の摩耗がない
ので、それは綺麗です。新鮮に見えます。

秋の渡りでのシギたちへの楽しみは、どのシギも幼鳥の地味さの美しさです。

幼鳥たちは大きいのと小さいのがいました。ふつうシギたちはオスとメスは大きさが
それほど変わりませんが、エリマキシギはオスの方がメスより一回り大きいのが特徴
です。


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プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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