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★ 興味津々 シカの家族 ★

2012年09月10日

まだ暑さは残っていますが、植物の老化は急激に進んでいます。生け花用に摘んでくる
葉が1日しか持たなくなりました。水上げがとても悪いのです。日に日に葉の色が褐色
を帯びてきます。老化というのは本当に止めることができないものだと植物を見ながら
思います。ふむー・・・。

おばんです。小太郎でごじゃります。


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               ■  興味津々 シカの家族  ■


エゾジカは今の季節、家族でこじんまりと生活しています。野付半島の草原で出会うシカ
は単独で生活している立派な角を持ったオスか、今年生まれのバンビを連れたメスと2,
3歳になった兄弟シカが寄り添う小さな群れです。    

小鳥を探そうと草むらでじっとしていると、たまにシカの家族に遭遇します。夕暮れどき、
シカたち達がオープンな場所に移動してくる時間帯が多いです。


こちらが歩いていて出会う場合はたいていキッという高い声を発して逃げてしまいます
が、こちらが動かないで潜んでいるときは興味を示して近寄ってくることがあります。

気づくと首を伸ばしてじっとこちらを見ます。耳を立て、鼻を上に向けてピクピクさせ、瞳
を大きく開きます。体全体の神経をこちらに向けて、いつでも逃げる態勢をとっています。

でも興味津々。やがてこちらの正体を見極めるためにゆっくりと近寄りだします。バンビを
残して大人のシカが恐々の歩きでやってきます。

距離が近くなるにつれ立ち止まり、頭を伸ばしてこちらの動きを確かめています。カメラを
向けても別に緊張をするわけでもありません。ゆっくりと草越しに見つめます。

胸まである草が安心を与えるようでどんどん近寄ります。そんなに私が珍しいのかと
言いたいくらいな所まで来たのにはびっくりです。10メートルほどのところまでやってきま
した。


若いオスは袋角が伸びてきて、毛が光で輝いています。メスは大きな瞳がうるうるして
とても美人さんです。こんなに見つめられると動こうにも動けなくなってしまうものです。

春先背骨が目立っていた体は、栄養がいきわたっているのかふっくらとたくましく、しかも
毛が艶々としています。1年の中で一番美しい季節です。

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プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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