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★ ホオノキの花 ★

2012年07月26日

思わぬ拾い物をして得した感じ、てありますよね。実はあったんです。武佐岳に登る途中
で出会ったんです。ホウノキの花をみつけたのです。


久々でした。我が家の隣のうちにもホウノキは生えているのですが、花が咲いているのを
見たことがなかったのです。京都では教えてもらって、よく花を観察してはいたのですが、
中標津に住み着いてからは、いつごろ咲いているのかわからないままできました。

7月16日に武佐岳登山ルートの3合目、避難小屋の憩清荘のそばで見つけたのです。
しかも一花だけ。大阪の公代姉さんが見つけて教えてくれました。大阪あたりだと5月に
咲くのでわかりにくかったのです。

関西では朴葉寿司や料理を載せる皿としてよく使われているので、ホウノキへの関心は
高いのです。ですから花もよくご覧になっている方が多くて、気が付いたのだと思います。

ホウノキの白い花は上向きに両手を合わせて開いた感じで咲いていました。輪になって
放射状に付いている7枚の大きな葉っぱの真ん中におかれるように開いていました。

ピンク色のがく片に白い花びらが乗っている風に見えて、御釈迦様の蓮の花みたいだと
一瞬思いました。


「ほお」は包の意味だそうです。おそらく日本の樹木の中で一番大きな葉に食べ物を盛
ったことから名前が付いたとか。お稲荷さんが10個は包めるほどの大葉です。

検索してみると葉の長さが40センチにも達し、今どきの紙の皿やアルミの皿などを使う
ように昔は使われていました。身近で粋な使い方をしているのです。今でも日本料理では
お料理が乗せられて出てきます。

これはホウノキの葉に殺菌作用があることが分かっていたから使われてきたのです。

考えてみると30年ぶりのご対面でした。花の匂いは高くて嗅げませんでしたが、葉は
コブシの木肌の匂いに似ているような、いい香りがしていました。

久しぶりに我が家の食卓にも使いたくなりました。

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プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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