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★ 雲海の武佐岳 ★

2012年07月19日

地元に住んでいると武佐岳が山をやる人たちにどう呼ばれているか、知りませんでした。

根釧原野の展望台。と言われているのですよ。

確かにこれは地元がもっと強調すべき展望の広さです。大げさではなく360℃、どの
方向を見ても遠くまで見渡せます。標高わずか1005.7mの高さからです。


(エゾヤマオトギリの黄色い花)

南側に目をやると根釧原野が広がります。見渡す限り広がる先はまーるく感じる地平線
で終わります。

東側には根室海峡を隔ててどっしりとした国後島。天気さえよければ、羅臼山や
爺爺岳(1822m)が見えます。海沿いには「つの字」に突き出た野付半島や風蓮湖、
根室半島と摩訶不思議な景観を見ることができます。


(国後島の羅臼山888mが雲海の上に突き出ています)

反対に振り向くと、西側には手前から標津山系の標津岳、その奥に西別岳と摩周岳が
並びます。さらにその向こうには阿寒富士、雌阿寒岳、雄阿寒岳と阿寒の山々が鎮座
します。


(奥の左から阿寒富士、雌阿寒、雄阿寒岳。中の左は西別岳、右が摩周岳。手前は
標津岳。)

最後に北を眺めると秀峰斜里岳と知床の山々、オホーツクの海が山の切れ目に覗い
ています。

こう列記してみるとこれほどの大展望を愉しめる山はそうそうありません。

北海道百名山の中でも楽しめる山としてはトップクラスの山でしょう。

16日に登って思ったこと。天候が良くて海霧が出る根室独特の気候条件の時は、山頂
からの雲海がとても素晴らしく、ほかにない雄大さが味わえます。


(雲海の上を飛ぶアマツバメ)

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コメント

 思わぬところで武佐岳の素晴らしい写真に出会いました。標津に住んでいた時にこよなく愛したこの山に、最後に登ったのがちょうど半世紀前。
 単独登山で途中憩清荘手前から雨に会い、晴れた翌朝に登頂したのですが、濡れたからだが風邪を誘発。それがさらに湿性肋膜炎となり入院。時折出向く際車窓から見上げる武佐岳には、いつも涙腺が緩みます。それにしてもこんな雲海が見られるのですね。かといってこの歳ではもう登ることも不可能ですが。

プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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