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★ 輝く黄金の花 シコタンキンポウゲ ★

2012年07月04日

北海道には梅雨がないというのは嘘です。広い北海道は多様な気候があるので梅雨に
近いものはあります。根室地域には六月から八月にかけて海霧が発生し、毎日が鬱陶
しい暗い日々です。年によってはお日様が数日しか出なかったという年がありました。
先週のぶっ通しの晴天は嬉しかった。もしかするとこれで夏が終わったかも。

おばんです。小太郎でごじゃります。


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               ■  輝く黄金の花 シコタンキンポウゲ  ■


黄色の花が目立ち始めました。センダイハギやエゾカンゾウ、クサノオ、エゾキケマン、
シコタンキンポウゲなど咲いています。

数ある黄色い花の中で、花びらの表面が艶々してひときわ輝いて見えるのが
シコタンキンポウゲです。「輝く黄金の花」という比喩がぴったりな花です。


これは単に色が鮮やかなだけではなく花弁に強い光沢があるからです。表層の下に
デンプンを含んでいる細胞が並んでいて、太陽の光を反射するからだそうです。

キンポウゲ科ウマノアシガタ属。日本で普通に見られるキンポウゲは一般にウマノ
アシガタと名前が付いていていますが、これが分布するのは道南までです。道内で、
特に道東地方の海岸近くで出会うものの多くは、このシコタンキンポウゲだそうです。


野付半島の草地には群落になっているところがあって、黄色に輝いて美しい花園に
なっています。有毒植物で牛が食べて中毒を起こすほどなので、最近増えているシカ
に食べられず、少しずつ増えてきている感じがします。


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プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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