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★ 李 すももの花 ★

2012年06月02日

6月1日は昨日の快晴が居座って真っ青な青空が広がりました。朝は寒いが日中は
18℃まで気温が上昇。おかげで気持ちが引き締まります。

おばんです。小太郎でごじゃります。


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               ■  李 すももの花  ■


タワラマップ川の森に自生しているすももが、いま満開です。若芽色の森の中でその
白い花がとても輝いて見えます。

すももは根室地方では入植した酪農家が庭先に植えた木です。厳しい開拓のころは
酸っぱくて甘いすももは疲れた体にはとても美味く感じた食べ物だったと思います。

山に登ったときにレモンと羊羹がとてもおいしく感じるのと似ています。疲れた体には
ものすごいご馳走なのです。

いまでは便利になって庭先にあるすももを好んで食べる人は少なくなっているようです。
ただ桜の木と共に白い花を愉しむだけに植えています。

すももは万葉集に出てくほど古くから日本にあった木ですが、もともとは中国から来た
植物です。私が育った西日本では梅が終わって、桜が咲く前あたりに咲いていた花で
す。梅と桜にその存在をかき消されるような花だった気がします。


だいたい庭先ではあまり植えられていませんでした。

根室地方では桜の花が終わるころから咲きだします。木々の葉の新芽が開きだす前
に太陽の光をいっぱい浴びて、白い花を輝かせます。その目立ちたがりの花にたくさん
の虫が引き付けられます。

そこに小鳥が集まって来て虫を食べます。受粉をするには最高の条件が整うのです。


根室地方の桜はエゾヤマザクラやチシマザクラという葉っぱと花が同時に出てくる種
なので、数日で目立たなくなりますが、木全体が真っ白になるすももの木は芽吹きの
森にあって、とても目立ちます。

しかも花期が長いので私はすももの花見の方が今では好きです。

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プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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