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★ 地吹雪の大地 ★

2012年02月03日

もうすぐ立春。日が沈むのが遅くなりました。4時には真っ暗だったのが嘘みたいです。
今は、5時でもまだ明るい。これからはこれ以上は寒くはならない。太陽さんの力を
信じます。

おばんです。小太郎でごじゃります。


                  ■  地吹雪の大地  ■

マイナス42度の寒気団が日本列島をすっぽり覆い尽くしています。大雪に見舞わ
れておられます地域の皆様、お見舞い申しあげます。

根室地方はまだ60センチほどの積雪で、雪下ろしはしないだけありがたいことです。
寒さは依然絶好調で地面はこちこちです。雪質もサラサラで、毎日スノウシューで
雪を歩き固めても、雪面が締りません。

風が強く吹くと、サラサラ雪が竹ぼうきで掃き清めるかのように横に走っていきます。
特に低気圧が国後島方面に抜けていくとき強い風が吹き出し、原野の雪が一斉に
走り出します。

ミルクロードを走っていると、ほんの10分前に除雪車が通ったというのに、路肩を
雪がどんどん乗り越えていきます。そしてあっという間に道路に雪がなだらかな
傾斜になって溜まってきます。


風の通り道があって、ときに道路を塞ぐ雪の土手ができていきます。そこに無理やり
突っ込んで行くと、身動きできなくなります。時間を無駄にすることになるので、車から
下りて通れるかどうか確かめます。上から降って溜まった雪と違い、硬く締まって
突っ込むと車が下から持ち上げられて動かなくなります。

雪のために外に出してもらえなかった牛たちは、久々の散歩だというのに地吹雪を
避けて、日よけ用に残してある小さな林に集まっています。ほかよりくぼんだ地形で
風が和らぐからでしょうか。


障害物のない牧草地や草原は風を遮るものがないので、地面から3,4メートルの
層で白い地吹雪が高速で走っていきます。車がそこに入り込むと、完全なホワイト
アウト状態で、一瞬慌ててしまいます。


最近は携帯にGPSを装備せよと、みんなに警告されています。

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プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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