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ゾウリエビ 草履海老

2011年11月30日

もうイカ漁は終わりにします。最後かもしれないからイカを食べてと21匹のスルメイカを
もらいました。全身真っ赤な生きの良いイカです。今夜は根室の地酒「北の勝」で一杯。

おばんです。小太郎でごじゃります。

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                ■   ゾウリエビ  草履海老   ■

けったいなエビを食べてきました。徳島市内の海鮮居酒屋「恵比寿丸」に連れて行かれ
た折に、上から見ると頭の方が二つに割れた、見た目が草履みたいな甲殻類が出てきま
した。

「これ食べるか」と生きたブツを見せられると、すぐに喰いつきました。「なになにそれ」と
奇声を上げる。「知らんのかいな。ゾウリエビって言うんや」。見た目汚いシャコをぺしゃ
んこにしたような平べったいエビです。

「珍しい海老やな。美味いんかいな」
「そりゃ美味いわな。焼いたるからたべてみーな」

このけったいなエビはゾウリエビという名前が本当についていました。エビ目セミエビ科
に分類されるエビの仲間だそうです。イセエビがいるような水深の浅い岩礁に棲んで
いてイセエビを獲る刺し網に一緒にかかってくるそうです。

鉄串に刺されて生きたまま火の上に乗せられたエビはちょっとかわいそうでした。草履の
頭のように見えたのは触覚の第2と第3節が板状に発達したものです。熱が通ってくるに
つれ、その板が反り返ってきます。岩色がだんだん赤っぽくなってうまそうに見えてきまし
た。

縦に半分に割って出てきた姿は、えらいかわいく見えます。目が生きたように黒く輝き
赤くなった甲羅の中で目立ちます。おいらをよく殺したなと羨まれているように感じて
しまいました。

食べれる身は甲羅の大きさからするとわずか30%くらい。食べがいのない一品です。
これを肴に徳島の地酒「芳水」を飲みました。甲羅の中の味噌が少ししかなかったので
身だけを味わいました。香ばしくて、イセエビよりも旨味はこまやか。じっわーと出てくる
味汁が酒に合いました。

地酒は地のものと味わうのが最高。

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プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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