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カラマツ 落葉

2011年11月07日

オオハクチョウの編隊が我が家の上空を甲高いトランペットコールを発しながら次々と
南下していきます。つい歩くことを止めて群れを探してしまいます。こればかりは年を
重ねるほど強くなります。日本に来る最大級の鳥たちの編隊にはとてつもないエネルギー
を感じるからです。

おばんです。小太郎でごじゃります。


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                   ■  カラマツ 落葉  ■

朝、車で走っているときに、防風林のカラマツ林の美しさに見とれて車の外に出てみました。
太陽の光にあたってカラマツの葉っぱが鮮やかに輝いています。道路には散って
落ちた小さな葉っぱが一面に積もっています。


    


中標津町は防風林の発達した地域です。この防風林は大正末期から昭和初期にかけて
作られた植林地です。とてつもない大きさで、根釧台地に一辺が3.3kmごとに180m幅
の防風林が作られ、総延長が648kmもあります。そこに植えられているのがカラマツです。

カラマツは葉のついた様子が唐模様に似ていることから由来しています。日本の針葉樹
のうち唯一の落葉樹であることから「落葉松」とも書きます。

カラマツの仲間は寒い地域が好きで、シベリヤのツンドラ地帯に広大なカラマツ林が広が
っていますね。カラマツは明るい土地で、荒れ地や痩せた土地、湿った土地などを好む
ことから北海道の開拓地の防風林にえらばれたのでしょう。

もともと北海道には分布していませんでした。東北の一部と関東、中部地方の山地にだけ
に分布していたものを北海道に持ってきて植樹したのです。

春先の新緑は淡い緑が美しく、秋はほとんどの木が葉を落とした後に黄色く色づきます。
朝陽や夕日が当たると、それまでどんよりとしていた葉の色がまっ黄色、黄金色に輝き
ます。


燃える黄色と名付けています。朝もやに輝く黄色としっとり湿り気を帯び始めたときの
夕日に輝く黄色は、雰囲気が違います。私はどちらも好きですが、鮮やかに輝いて
見えるのは夕方のカラマツです。

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プロフィール

プロフィール

中田 千佳夫
なかた・ちかお。1950年5月6日、鳥取県米子市生まれ。大阪府立大学農学部(現在は生命環境科学部)獣医学科卒。京都大学理学部動物学科大学院・研修員(鳥類生態学専攻)を経て、ムツプロに入る。85年に中標津町で青い鳥動物病院を開業。犬猫を中心の小動物診療に励み、今日に至る。

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